サキの忘れ物 | 北海道・最東端からの不定期通信<Part.2>

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『サキの忘れ物』(津村記久子/新潮文庫 令和5年9月1日発行)。8月10日に読了。
 
 
結構買っていて既読本もそこそこありそうなのに、そうでもなかった。そんな作家がいるもので、どうやら彼女もその一人。
 
「読書メーター」(2009年1月登録)における既読本は、『ワーカーズ・ダイジェスト』(2014年7月読了)と『ポトスライムの舟』(2021年8月読了)の2冊のみ。
 
てっきり読んだつもりの『この世にたやすい仕事はない』さえ未読らしく、ドラマを観ただけで、原作本までは届かなかったのかもしれない。
 
本棚には未読本が11冊並んでいるので、ちょっとずつ着手していこうか。
 
さて、本書。表題作を含む全9篇。それぞれが独特の感性で、面白かった。
 
そういえば、以前、『サキ短編集』をどこかの書店で買った気がして、これを契機に読んでみようと本棚を探してみたが見つからず。
 
「これからも読むことはなさそう」と判断し、未読のまま図書館に寄贈してしまったのだろうか。
 
数日後、一応、著者別・五十音順に並べてある本棚にて、『悲しみよ こんにちは』(サガン/既読)の隣にそっと佇む『サキ短編集』を発見。2冊とも薄いので、先日は、うっかり見落としてしまったようだ。
 
 
 
 
 
『サキの忘れ物』(津村記久子/新潮文庫)
 
 
帯を外せば、こんな感じ。