おじさんは傘をさせない | 北海道・最東端からの不定期通信<Part.2>

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『おじさんは傘をさせない』(坂井希久子/PHP文芸文庫 2024年7月22日 第1版第1刷)。7月29日に読了。
 
 
新作かなぁと思って購入したのだが、読み始めてみると、どうやら既読。
 
巻末に「『雨の日は、一回休み』を改題し、加筆・修正」。そうか、改題前の単行本(図書館本/2022年2月読了)で読んで以来の再読だった。
 
坂井希久子の既読本は、「読書メーター」(2009年1月に登録)の「著者グラフ・全期間」によれば、『ヒーローインタビュー』(2015年8月読了)に始まり『つばき餡 ~花暦 居酒屋ぜんや~』(本年5月読了)までの17冊。
 
なんだか、もう少し既読本があったような気がして、探してみたら別の欄にも8冊あった。25冊となると、私の中では一気に樋口有介(31冊)に次ぐ第2位に躍進していて、吃驚。
 
さて、本書。「スコール」「時雨雲」「涙雨」「天気雨」「翠雨」の5編を収録の連作短編集。5人それぞれの視点から描かれる悲哀。うむっ、悪くない。
 
 
 
 
『おじさんは傘をさせない』(坂井希久子/PHP文芸文庫)
 
 
帯を外せば、こんな感じ。