体育座りで、空を見上げて | 北海道・最東端からの不定期通信<Part.2>

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『体育座りで、空を見上げて』(椰月美智子/幻冬舎文庫 平成23年6月10日 初版発行)。4月28日に読了。
 
 
爆走する女子中学生・成瀬の『成瀬は天下を取りに行く』(宮島未奈)に激しく感動しつつ、ボーッと眺めていた自宅本棚でたまたま発見の本書。
 
ブログ内を検索したところ、芦別時代、2012年9月「西武旭館」9階「三省堂書店」での購入だったようで、「函館店、札幌店が閉店し道内唯一の西武百貨店となってしまった」旨、投稿されていた。
 
和光妙子の12歳から15歳まで、中学の入学式から卒業式までを描いた物語。
 
時代的に1970年生まれの著者に重なる。瑞々しくて瞬時に思春期に引き戻されえる。そんな秀作である。
 
 
 
 
『体育座りで、空を見上げて』(椰月美智子/幻冬舎文庫)