凶刃 〜用心棒日月抄〜 | 北海道・最東端からの不定期通信<Part.2>

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『凶刃 ~用心棒日月抄~』(藤沢周平/新潮文庫 平成6年9月1日 発行/平成16年6月20日 30刷改版/令和4年6月5日 64刷)。4月18日に読了。
 
 
たまたま本棚から手に取ってみた『用心棒日月抄』(本年1月読了)が存外の面白さで、更には続編(しかも3作)があることを知り、嬉々として買い揃え、『孤剣』(2月読了)、『刺客』(3月読了)と来ての、惜しくも最終巻。
 
連作短篇の前3作に対して長篇の本書。前巻(の時代設定)から16年の歳月が流れ、青年剣士だった青江又八郎も40代半ば。なるほど、そうきたかぁ。
 
藤沢作品及び本シリーズについて熱く語る各巻・解説の各氏(尾崎秀樹・向井敏・常盤新平・川本三郎)に激しく同感。
 
読み応えがあって充実の本シリーズ。また、いずれかの再読を決意した次第。
 
 
 
 
『凶刃 〜用心棒日月抄〜』(藤沢周平/新潮文庫)