ことり | 北海道・最東端からの不定期通信<Part.2>

北海道・最東端からの不定期通信<Part.2>

徒然なるブログのPart2です。

気楽にゆっくり、京都のことなどを思いつくままに。

『ことり』(小川洋子/朝日文庫 2016年1月30日 第1刷発行/2021年6月30日 第19刷発行)。4月9日に読了。
 
 
ブログ内の検索によれば、小川洋子の既読本の始まりは、「札幌行き『特急スーパー北斗19号』への乗車直前、なるべく薄い本を基準に『北文館函館駅店』で買った」らしい『偶然の祝福』(2011年12月初読/2016年4月再読)。そこから『寡黙な死骸みだらな弔い』(2022年10月読了)までの11冊(10作品)。
 
で、「いま読んでいる『遠慮深いうたた寝』(2022年6月読了)の中のエッセイで、この物語に関係するらしい文鳥のことが書かれていたので『未来屋書店三笠店』で購入した」らしい本書である。
 
小鳥のさえずりにじっと耳を澄ませ、優しくて切ない物語。
 
読了後、余韻に浸りながら冒頭部分を読み返してみた。
 
 
 
 
 
『ことり』(小川洋子/朝日文庫)
 
 
帯を外せば、こんな感じ。