樹林の罠 〜道警・大通警察署〜 | 北海道・最東端からの不定期通信<Part.2>

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『樹林の罠 ~道警・大通警察署~』(佐々木譲/角川春樹事務所 2022年12月18日第1刷発行)。4月21日に読了。
 
 
市立富良野図書館から借りた一冊。
 
<道警>シリーズの11弾にして「第1シリーズ最終巻」であるらしい『警官の酒場』を先日、うっかり先に読み終えてしまったが、気を取り直しての本書である。
 
札幌中央署がモデルと思われる「大通署」のある札幌をはじめ各巻の舞台が北海道であり、北海道で生まれ育ち道内を転々としてきた者として、これほど魅力的な警察小説はない。
 
どれだったかの「あとがき」に「角川春樹顧問から、<刑事マルテイン・ベック>シリーズのような警察小説を書いてみないかと依頼された」とあったが、読んでいて、たしかにそんな感じも伝わってきた。
 
何かで「次は函館が舞台のシリーズ」とあった気もするが、もしもそうだとすれば更に嬉しい。
 
 
 
 
 
『樹林の罠 〜道警・大通警察署〜』(佐々木譲/角川春樹事務所