舟を編む | 北海道・最東端からの不定期通信<Part.2>

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『舟を編む』(三浦しをん/光文社文庫 2015年3月20日 初版第1刷発行/2016年10月15日 9刷発行)。2月28日に読了。
 
 
2018年2月以来の再読。当時は、「JRにて富良野線で『富良野~旭川』間を日帰りした帰路、列車が『美瑛』を過ぎたあたりで読了」したようで。
 
NHK BSで始まったドラマは、馬締光也(野田洋次郎)ではなく岸辺みどり(池田エライザ)の視点。みどりが辞書編集部に来てから(原作では4章以降の後半部)のようで、それなら、いま原作を読んでもさほどの混乱はなさそうと判断しての再読。
 
日頃から極端に遅読な私だが、あっと言う間の読了。「言葉の大海原を渡る冒険」を堪能させてもらった。
 
作中、「日本語は単語の頭に来る音が『あ行』から『さ行』に集中する。しりとりに勝ちたかったら『や行』や『ら行』で終わる言葉をひねりだすこと」とあった。
 
現在110冊目の我が“しりとり読書”を検証してみたら、『あ行』から『さ行』が55冊で丁度半分。う~む。たしかに。
 
 
 
 
 
『舟を編む』(三浦しをん/光文社文庫)
 
 
帯を外せば、こんな感じ。