腑抜けども、悲しみの愛を見せろ | 北海道・最東端からの不定期通信<Part.2>

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『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(本谷有希子/講談社文庫 2007年5月15日第1刷発行/2007年9月21日第4刷発行)。昨年12月29日に読了。
 
 
本好きな人間のサイト「読書メーター」によれば、本谷有希子の既読本は、『生きてるだけで、愛。』(2009年4月読了)、『あの子の考えることは変』(2016年6月読了)、『ぜつぼう』(図書館本/2018年3月読了)の3冊。
 
で、本書は、どうやら「読書メーター」に登録(2009年1月)以前の2007年10月以来の再読。当時のアメブロに「NHK教育の『トップランナー』(本上まなみと山本太郎の司会で、今が旬な人物にスポットを当てる、あの番組)で知った作家」など、読了時の投稿があった。
 
長女の「澄加(すみか)」、妹の「清深(きよみ)」、長男の「宍道(しんじ)」とその妻「待子(まちこ)」。ひとり一人の心理描写が絶妙。ハラハラドキドキ、そしてゾクゾク。
 
 
 
 
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(本谷有希子/講談社文庫)