『凸凹デイズ』→『頭脳対決!棋士vs.コンピュータ』 <しりとり読書・101冊目>。 | 北海道・最東端からの不定期通信<Part.2>

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思い付きで始めてみた「自宅本棚の本のタイトルによる“しりとり読書”」も冊数が3桁となって101冊目。
 
なかなか少なくて僅かに3度目だった「で」から始まる『凸凹デイズ』(山本幸久/文春文庫)に次いで、本のタイトルが「ず」で始まる本。
 
ザッと本棚を検索してみたが見当たらず、更に2列の棚は前列をずらしながら隅々まで探してみたが、やっぱりない。
 
思えば、1度目も、作家別・五十音順に並ぶ本棚で(歌野晶午なので)1冊こそすぐに見つかったが、結局、それだけ。ストック本を確保することはできなかった。
 
それが2021年9月。その後、新規購入や長年収納された段ボール箱からの発掘で本棚の本も3000冊ほど。倍以上に増えてはいるのだが。
 
念のため、今後、図書館への寄贈予定でデパート等の紙袋にまとめてある約300冊も見てみたが、ない。
 
さて、どうする。
 
①諦めて、ちょうど100冊をもって“しりとり読書”を終了する。②1度目の『ずっとあなたが好きでした』を再読する(その場合、“しりとり”の継続ではなくなる)。③旭川の大型書店にて探して新規に購入する(もはや反則でしかない)。
 
書店でもそうだが、本は作家別には並んでいてもタイトル別・順ではないため、こうなるとなかなか難しい。
 
タイトルを思い出すキッカケにでもなればと軽く『三省堂国語辞典』の「ず」の欄を眺め少し「ず」のイメージを膨らませてから、今一度、本棚をゆっくりと検索。
 
おやっ?!『私のことならほっといて』(田中兆子/新潮文庫)と『わたしの小さな古本屋』(田中美穂/ちくま文庫)に挟まれて並ぶ『頭脳対決!棋士vs.コンピュータ』(田中徹&難波美帆)を発見!これはどうだ。
 
「頭脳」の読み仮名を確認したら「づ」ではなくて「ず」だった。漢字では「図説」「図解」くらいしか浮かんでおらず「頭脳対決!」は「づ」をイメージして気が付かなかったようだ。
 
101冊目にして過去最大の苦戦だった。奇しくも、前回も同じく数少ない「で」で始まる本・『でーれーガールズ』(原田マハ/祥伝社文庫)に続いての「ず」で『ずっとあなたが好きでした』(歌野晶午/文春文庫)だった。
 
「で」に続く「ず」は特に鬼門と心しておかなくてはなるまい(なんのことやら)。
 
 
 
 
『凸凹デイズ』(山本幸久/文春文庫)から『頭脳対決!騎士vs.コンピュータ』(田中徹&難波美帆/新潮文庫)へ。
 
 
それぞれ、帯を外せば、こんな感じ。