笑う書店員の多忙な日々 | 北海道・最東端からの不定期通信<Part.2>

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『笑う書店員の多忙な日々』(石黒敦久/メディアワークス文庫 2018年5月25日 初版発行)。4月5日に読了。
 
 
初遭遇の作家。2019年4月、「コーチャンフォー北見店」での購入。
 
「本を愛する書店員の情熱たっぷりストーリー」。悪くなかった。
 
 
いわゆる“転勤族”だったにもかかわらず、気の向くまま本を買い続け、段ボール箱に収納されて、長年にわたり引っ越し荷物と化してきた数多の本たち。
 
2017年3月、函館で定年退職を迎え、かつて勤務し住んだことのあるいくつかのマチの中から、とりあえず富良野を選び移り住み、2年目あたりから本棚を買い始め、少しずつ段ボール箱に手を付けてきた。
 
直近から遡って、順番に着手して5年余り。
 
ようやく「本・函館2」(2015年4月~2017年3月の購入本)、「本・網走」(2013年4月~2015年3月の購入本」、「本・芦別」(2012年4月~2013年3月の購入本)、「本・函館」(2009年4月~2012年4月の購入本)までの段ボール箱の発掘・整理を終えて、「本・根室」(2006年4月~2009年3月の購入本)が現在進行中。
 
リビングの壁一列に並べた本棚に収納されている本は大半が文庫本で、おそらく2500冊ほど。最近になってようやく、まあ、これくらいが蔵書を把握しながら読み進めていく自分にとっての適量らしいと思い始めたところ。
 
本棚に残す基準は、今後も(再読を含めて)読みたくなる作家・作品かどうか。
 
その上で、惜しくも本棚から除外されてしまった本は、図書館への寄贈(主に単行本・ダブりの文庫本)、町内会の集団回収への搬出(主に雑誌類・損傷の見られる本)にて整理を図っている。
 
限りあるスペース。
 
本棚の適量を決めて以降、書店での新規の購入や段ボール箱からの発掘の都度、整理しなければならない本が発生する訳で、改めて図書館員や書店員の皆さんの苦労の一端を知る思いである。
 
そんな、本人以外にとっては、それがどうした!的なことを、愉しんでいる今日この頃である。
 
 
 
 
『笑う書店員の多忙な日々』(石黒敦久/メディアワークス文庫)