おやすみ、東京 & 電球交換士の憂鬱 | 北海道・最東端からの不定期通信<Part.2>

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『おやすみ、東京』(吉田篤弘/ハルキ文庫 2019年9月18日 第1刷発行)。4月13日に読了。
 
『電球交換士の憂鬱』(吉田篤弘/徳間文庫 2018年8月15日 初版)。5月6日に読了。
 
 
本を買う時は作家で選ぶタイプな私だが、装幀や手触りで選ぶことも多い。
 
中でも、クラフト・エヴィング商會(吉田浩美、吉田篤弘2人の制作ユニット)が手掛ける本は、特に優れていて、いつもハズレがない。
 
吉田篤弘とクラフト・エヴィング商會の本は、6、7冊購入済みと思われるが、たぶん、読了は今回が初めて。
 
いつか読もうと本棚に並べてはいるのだが、なかなか機会がなかったようである。
 
どちらも連作短編集。
 
各タイトルを並べてみるだけで、センスの良さを窺い知ることができる。
 
 
<おやすみ、東京>
 
「びわ泥棒」
「午前四時の迷子」
「十八の鍵」
「ハムエッグ定食」
「落花生とカメレオン」
「ベランダの蝙蝠」
「羽の降る夜」
「ふたつの月」
「星のない夜」
「青い階段」
「星は観ている」
「最後のひとかけら」
 
<電球交換士の憂鬱>
 
「不死身の男」
「よく似た人」
「北極星」
「煙突の下で」
「砂嵐とラインの眼鏡」
「屋上の射的場」
「静かなる電球」
 
 
 
 
『おやすみ、東京』(吉田篤弘/ハルキ文庫)&『電球交換士の憂鬱』(吉田篤弘/徳間文庫)