中日新聞に羽毛ふとんから寝袋にリサイクルするサービスが紹介されました

こんにちは、快眠館4代目です。

先日の「東日新聞」に続いて、今回は「中日新聞」県内版にて、

羽毛ふとんから寝袋に再生するサービス

「リサイクル・フェザーコクーン」

を取り上げていただきました。

３月31日(日曜日)　中日新聞　県内版

『不要の羽毛布団　寝袋に変身』

豊川市大木町の老舗寝具店「快眠館」が、不要になった羽毛ふとんを寝袋に作り直すサービスを始めた。

ごみを減らすとともに、アウトドア活動や災害時に役立ててもらう。

田中邦幸社長(58)は「使い古した布団の再利用を広く知ってほしい」と話している。

「豊川の寝具店　新サービス」

田中社長は「布団は側生地が破れるなどして買い替える方が多いが、中の羽毛は100年も長持ちする」と説明。

羽毛を焼却すると大量の2酸化炭素(CO₂)が出るという。

同店は客から布団を預かって、中の羽毛を洗浄、新たな生地に入れる事業も続けてきた。

そんな「布団のリフォーム」(田中社長)を普及させようと2月に新しく始めたのが寝袋への再生だ。

1月に能登半島地震など付与の災害で避難先での防寒対策が課題になったことや、アウトドア需要の高まりもヒントになったという。

羽毛を入れる生地はテントやパラシュートに使われる特殊なナイロン製。丈夫で軽く、紺色とえんじ色の2種類ある。

夏山登山や冬のキャンプなど客の用途に合わせて、羽毛の量を調整する。

シングルサイズの布団1枚で、夏用なら最大4枚の寝袋が作れるという。

同店はサービス周知のため5月まで特別価格を適用し、寝袋1枚で通常より4,300円安い2万9,800円(税込)で受け付ける。

田中社長は「インターネットで全国から注文を受けることも視野に入れている」と意気込む。

同店＝0533(93)2921　(火、水曜休み)

今回は、愛知県全域に掲載とあって、豊川市近隣の新城市や豊橋市からの御来店だけでなく、幸田町や名古屋市からもはるばるお越し下さり、予想以上の反響に驚いております。

遠方の方には、宅配でのサービスも行っておりますので、興味のある方は是非お問合せ下さい。

TEL：0533-93-2921

Mail：sleep@kaiminkan.jp

※見積は無料です、お気軽にご相談ください。

こちらは、ダブルサイズの羽毛ふとんをシングルサイズに作り直した時に、残った羽毛で作ってみました。

羽毛の充填量は384ｇ。

これで、およそ快適最低温度域5～10℃(目安)の羽毛の量になります。

室温21℃の店内で、実際に入って寝返りを数度してみると、少し暖かすぎるくらいに感じました。

通常の羽毛ふとん、シングルサイズには1,200ｇ～1,400ｇ、ダブルサイズには1,800ｇ～2,000ｇ程の羽毛が入っていますので、シングルサイズの羽毛ふとん一枚から、夏用(快適使用温度5～10℃)3～4枚、春・秋用(快適使用温度-5～5℃)2～3枚、冬用(快適使用温度-5℃以下)1～2枚が作れます。

私が自ら作りますので、充填する羽毛の量(適用温度)は使いたい季節や用途によってどのようにでも作れます。

春用と冬用にするなどの組み合わせも自在です。

側生地には、強度や耐久性に優れ、軽いナイロンリップストップ生地を使用。

ナイロンリップストップ生地とは、軽量で強度の高いナイロン生地に、さらに強度の高い糸などを格子状に織り込んだ高強度の織物で、ほつれにくく破れにくいのが特徴です。

もともとはアメリカの軍服やパラシュートの強化のために使われた生地で、現在ではリュックや寝袋、テント、レインウエアなどのアウトドア用品やスポーツウエア等でも多く採用されています。

縫製は、羽毛ふとん作成の技術を活かした立体構造のキルトなので、できあがりがとてもふんわりとして、寝袋に入ると正に羽毛に包まれているようで、とても気持ち良く眠れるはずです。