こんにちは、快眠館4代目、田中邦幸です。
前回ブログを書いてから、2か月も経ってしまいました。
自分でもびっくり、早いものです。
母が入院したり、イタリアから交換留学生が来りと、慌ただしい2ヶ月でした。
今まではコロナの為、病院の面会にも行けませんでしたが、ようやく行けるようになりました。
突然倒れて、急きょ入院することになったので、何か気になっていることはないか尋ねると、家庭菜園で育てている野菜の世話が気になっているようでした。
そこで、昨日じゃがいもの追肥と土寄せ作業に行ってきました。
まずは、肥料を巻き、苗の両サイドを鍬で掘り起こし、土を柔らかくします。
鍬を使うなんて何十年ぶりでしょう。
コチラが鍬を入れた状態。
この時点でもうクタクタ。
次にショベルとジョレンで、中央に土を盛り、小型スコップで整えました。
母が見たら、
「こんなやり方じゃあダメだ。」
と、ダメ出しされるかもしれませんが、我ながら上手に出来たと思います。
便利なもので、母にやり方を教わらなくても、すべてユーチューブが教えてくれました。
おかげで私は全身筋肉痛。
それにしても、こんな作業を80を越えた母が毎年一人でやっていたとは、頭が下がる思いです。
当たり前のように野菜をもらっていたので、より感謝の気持ちが強くなりました。
さあ、次は玉ねぎが待っています。
「なすとピーマンときゅうりを植えなければ。」
と、言われましたが、家が離れているため、毎日の世話はちょっとカンベンと、やんわり断りました。
≪オーダー枕の高さ調整≫
新城市M様
今年の2月から
「オーダー枕ワイドサイズ」
使用。
症状:
2~3週間くらい前から、肩甲骨から上の首にかけて、張るような痛みがあり、指先(小指側)が痺れることも。
M様には、マットレスも一緒にオーダーメイドさせていただいております。
ベッドパッドと合わせて、同じ状況を再現して枕の使い方も含めて早速チェック。
すると、「仰向き寝」、「横向き寝」ともに、客観的に見た感じでは問題はなさそうです。
ただし、寝返りの様子を見させてもらうと、仰向きから横向きになる時に、若干頭が遅れてついてくる感じで、少し寝返りがスムースではありません。
これまでは、ほとんどが横向きで寝ていたというM様。
マットレスを合わせて作ったことで、腰の負担がなくなり、仰向きでも寝られるようになったのは良いことです。
そかし、寝返りがうまく出来ない様子です。(人に見られているという緊張もあったのかもしれません)
また、M様の枕は、中央部首元の高さは3,5㎝に対し、横向き両サイド首部は8㎝と、大きく高さが異なります。
そのため、寝返りをする時に、その段差を乗り越えるのに少々手間取って、中央部分で横向きになっていることもあるそうです。
肩幅があるので、横向き時にはしっかりと8㎝の横向部分に頭が乗った方が首はラクなのですが、正しい位置で寝られないのなら逆効果です。
とりあえず、慣れるまでの期間限定で、寝返りを優先して、両サイド各1㎝低く調整し、様子を見てもらうことにしました。
但し、背中から首にかけての痛みや、指先の痺れは別の問題があります。
M様はデスクワークのため、一日中パソコンと向き合っている時間が長く、朝起きた時よりも、日中に多く症状が現れるということで、日中の姿勢の悪さが影響していると思われます。
約5㎏、ボーリングの球ほどもある重い頭を首が支えている訳ですが、3㎝前に傾くだけで首にかかる負担は3倍にもなると言われています。
重いものを片手で持ったときに、まっすぐ上に持ち上げることは簡単に出来ても、少しでも傾ければスグに腕が痛くなります。
その痛みが、「肩甲骨から首にかけての痛み」に置き換えることが出来ると思います。
言ってみれば、日中の姿勢からくる筋肉の緊張がM様にとっての一番の問題。
仕事中に、上下の歯と歯が触れていたら要注意。
パソコンのディスプレイの高さを変える工夫や、仕事の合間のストレッチなどの提案させていただきました。
また、指先の痺れが続くようなら「頚椎ヘルニア」や「胸郭出口症候群」の可能性もあるので、ひどくなる前に早めの病院での診察も必要です。
M様、また気になる事がありましたら、お気軽に相談にいらしてください。
<快眠館店長の睡眠豆知識 162>
中日新聞 5月10日折込「コミュボード」掲載記事
★五月病にならないために★
春から夏にかけては副交感神経活動が過剰になり過ぎて、やる気が出なくなることがあります。
これは「五月病」として知られていますね。
そこでこの季節には、意識的に運動をすることを心がけてみましょう。
運動で交感神経の働きを高めて副交感神経を抑制させれば、やる気がなくなることを防げます。
軽い運動でいいので、家事や散歩など日常的に動くことを意識しましょう。
夜には、交感神経を刺激する活動は避けましょう。
ラインやSNSのように、自分の意図しないタイミングで緊張したり、怒りがこみ上げるものは、この時間には不適切です。
質の悪い睡眠は、感情をコントロールする力を奪います。
熟睡できると心がおだやかになって感情をコントロールできるのに対し、睡眠不足だと感情を制御できず、緊張状態に陥ってしまって、不安や恐怖が強く表れるのです。
日本のうつ患者は年々増加し、とくに最近では、高齢者のうつ傾向の増加が問題になっています。
うつ病になるとネガティブに考え込んでしまい、うまく睡眠に入れなくなります。
このため、うつ病患者の約9割が睡眠不足を訴えています。
睡眠の質が良いと、脳は睡眠中に悪い感情を「消去」し、よい情報を「記憶」として残します。
ところが、睡眠の質が悪いと、悪い情報まで記憶してしまい、さらに感情制御ができずに、うつ症状が進んでしまうのです。
わずか5日間の睡眠不足で、うつ病と同じ不安定な状態に陥るとされています。
ストレスホルモンであるコルチゾールは睡眠不足で分泌過剰になり、脳細胞を破壊します。
このとき、ダメージを修復しようと分泌されるのがセロトニンやメラトニンです。
メラトニンは脳を休める催眠作用をおこし、セロトニンは感情や記憶を司る領域に働きかけ、不安や恐怖、痛みを抑えて感情を安定させます。
セロトニンが不足すると無気力、無関心になって疲れを感じやすくなるので活動量が減っていきます。
そして、メラトニンも分泌されにくくなるので不眠状態となり、さらにうつ症状が進んでしまいます。
どの年代でも、睡眠不足になるとうつ病になりやすいということが分かっています。
大切なことを覚えるにも、イヤなことを忘れるにも、良い睡眠をとるのがいちばん。
ぐっすり眠って、心も健康に保ちましょう。
本日もありがとうございました。
**************************************
ご迷惑おかけしています。
ご予約の際は、くれぐれもお間違いのないようにご確認ください
※『ふとんのタナカ』・『じぶんまくら』さんとは何の関係もございません
《睡眠に関する店長の取得資格》
・睡眠環境・寝具指導士 (日本ふとん協会)
・スリープマスター (日本睡眠化学研究所)
・睡眠健康指導士 上級 (日本睡眠教育機構)
・睡眠改善インストラクター (日本睡眠改善協議会)
・睡眠環境診断士 (日本睡眠環境研究機構)
・プロフェッショナブルスリープアドバイザー (生命体睡眠環境開発研究所)
・メディカルハーブコーディネーター (日本メディカルハーブ協会)
・羽毛リフォームコンサルタント (日本睡眠研究所)
※出張『睡眠講座』も承ります。
**********************************************
一日5組限定
あなただけのオーダーメイド枕予約受付中です
オーダーメイド枕は、即日お持ち帰りいただけます