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ねむの木かげの今永愛美です
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高校で進路を決めるとき、
たくさんの人のお世話がしたくて、看護大学をめざしたいな～
なんて気持ちがありましたが
（この辺から癒し関係に興味があったのかな）
理数系があまり得意でなかったため、
高３の夏にいきなり進路変更。
父が大病をしたためもあり、母と話をして、
自分は短大文系受験に向けてきりかえることになりました。
今思えば自分自身も、看護師になる決意がしっかり固められてない。
だから、さっと未練もなく切り替えられてます。
「なりたいけど。。。？」
なんだか先が見えてない。(笑)
ここが当時は、自分の中で確立されておらず。。。
（子供だから無理もないのですが）
というわけで、ひとまず都内の短期大学の国文学科に入学。
勉強は興味あっておもしろかったけど、
今度はきらびやかな学校だったから
方向性が違う自分は正直、気持ち的にものすごく苦しい
（別の学校行けばよかったと後で後悔（笑））
当時の写真を見た主人いわく、
「愛美、派手なシャムネコのなかで
がんばって着飾った三毛猫みたい～
」さすが主人、だてに何年もつきあっていない（笑）
（この写真、探したけどなくなっちゃった～）
そう、三毛猫は
三毛猫のままでいい。
自分を活かして、自分を殺さず自分らしくいこう。
そう最後に思った２年間。
これはまたこれで、学んだのでした。
短大卒業後はOLとして働きはじめ、
結婚のため、1年と4か月で寿退職。
ところがここですぐ娘を授かるも、
出産予定日3日前で死産。
私も九死に一生を得た状態なので
死産後の体調がめちゃめちゃなこともあり、
自分がこの場にいられないぐらいの喪失感。
消えてしまいたいほどの自己否定感。
心がおかしくなってしまいました
感情が消えたときは、泣くこともできません。
ほんとうに涙なんて出てこない。
本気で自分の命を絶とうと思ったのは、後にも先にもこの時だけ。
（今、マジで死ななくてよかった（笑））
そうして1年後、いまから18年前、長男を8か月の早産で出産。
身体的にも知能的にも障害が残りました。
ドラマじゃなくてこれ現実。
どんな慰めの言葉ももう耳に入らない。
「神様なんてこの世にいない」
「もうなにも信じない」
「私は女性として失格」
信心深かったわけじゃないけど（笑）
いままでに体験したことがないほどの挫折をくらい。
自己否定感はさらにすすみ、
自分で勝手に自分に烙印を押し、
買い物以外はひきこもる毎日。
公園にもいかず、
児童館にも行けず。
赤ちゃんの長男をかかえて
毎日の病院通いがこうして
何年も何年も続くことになるのです。
（いまも続いているけど。
今思うと、書いていてめっちゃ暗いっ！！（笑））
しかし、この長い長い
真っ暗でトンネルのような経験があるからこそ。
いろんなことに視野がひろくなり、
人の気持ちにより敏感になれるようになり。
ちょっと別の方向からの、
ものの見方ができるようになってきた。
別の観点からみると、私にとって
これはものすごい糧となっていたことに
当時、まったく気づいてませんでした。（盲目ですね）
あと1記事に、続きます！
暗いトンネルは、どんなに長くても。
入ったからには、かならず出口があります。
でも、その出口は
自分が見出すことが必要な時もあるかもしれない。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。入ったからには、かならず出口があります。
でも、その出口は
自分が見出すことが必要な時もあるかもしれない。
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