48歳後半~約半年、鬱発症から症状ピーク

皆様こんにちは。新宿御苑アロマ&リフレクソロジーねむの木の竹本まさえです。

 

 更年期障害が発症し卒業するまでの45歳から51歳までの6年間を綴ります。
私の更年期障害の経験が、更年期真っ只中の皆様、これから更年期を迎える皆様、ご家族や親しい方に更年期障害で悩んでいる方など多くの皆様のお役に立てたら嬉しいです。
 
 
眠くて起きれない病から脱却してホッとする間もなく私を襲い始めたのは鬱症状でした。
この症状は徐々に酷くなり、約半年をピークに徐々に回復していきました。
 
主にこんな症状が起こりました。

①何の前触れも理由もなく突然虚無感に襲われる。

②急に泣きたくなる。
③時間通りに起きれるものの常に倦怠感がある。
④集中力がすぐにきれてしまい短時間で疲れきってしまう。等々…
 
①②の症状はだいたい夜に起こりました。
仕事を終えてリラックスしながらテレビを観ている時などに突然起こります。
テレビの内容とは全く関係ありません。
  • 私は何のために生まれてきたんだろう…
  • ふっと消えてしまえたらいいのに…(かといって死にたいとかは思いません)
  • 理由はないけれどとにかく悲しい
こんな時は何か対処する気も起こらず、大概すぐに布団に入る事にしていました。
すると知らぬまに眠りにつき、朝は何事もなかったかのように目覚める事が出来ました。
少し元気な時はお風呂に入りました。
お風呂に入ると何事もなかったかのように元気になれました。
 
最初のうちは時々だったこの症状は徐々に、ほぼ毎日起こるようになりました。毎日続くとさすがに少し怖くなり、心療内科の受診も考えました。
自分で病院を調べる気力がなかったので、友人に相談して私が通いやすそうな病院をいくつかピックアップしてもらいました。
結局、通院することはなかったのですがいざとなったら受診しようと思う病院が決まっているのは、心の支えにもなりました。
 
この症状が進むにつれ鬱症状の時、こんな思いが溢れるようになりました。
「若い頃は生理痛、いざ妊娠したいと思ったら生理は来ず、そして今また更年期障害になり、欲しかった子供も授かれなかったのに、女性ホルモンに翻弄され続ける人生って何なんだろう。」
 
この思いが溢れ出ている時は、情けないやら悲しいやら。
 
どうすることも出来ず気持ちが治まるのを待つのみでしたが、冷静になると
「とっくに癒えていると思っていた子供を授かれなかった悲しみがまだ残っていた」
と気付き自分に驚きました。
 
この思いで頭がいっぱいになる時が一番辛かったなぁ。
 
自分の傷を癒せるのは自分しかいません。
なので冷静な時にはこんな風に、いつも自分へ話しかけるようにしていました。
 
「だからといって不幸ではないし、それが私の人生だし、それもまた悪くないよ❗」
「何をいつまでウジウジしているんだ❗大丈夫❗全て良い方へ向かっているから。明けない夜はない。」
 
朝はいつもローズマリーとオレンジの精油を焚いて朝風呂に入っていました。
このふたつの香りはこの時期の朝、とても心地よく身体と心に染み渡る感覚がありました。
 
眠りたい病(過去の日記を)の時は、アロマを焚く気力さえありませんでした。
 
お仕事の為に学んだカウンセリングや心理学、アロマテラピーの知識が、自分自身の為にとても役立ちました。
 
③④の症状は
とにかくいつも足をひきづるような身体の主さがあり、何をするのも億劫でした。
 
眠くて起きれない時期(詳細は前回の日記をご覧下さい)のような状態ではないので、友人と会ったりはしていました。
 
でも、1時間もすると酷く疲れてしまうというか…飽きてしまうというか…、「もう帰りたい」「話をするのが面倒臭い」と思ってしまいます。
 
そしてひとつの用事が終わるとグッタリしてしまいます。
 
以前は仕事の前後に友人に会ったりしていましたが、楽しめる自信がないので、休みの日以外のお誘いはほとんどお断りするようになりました。
 
仕事中は頑張れましたが、その日最後のお客様をお見送りすると、パソコンをシャットダウンしたかのように自分の脳や身体が停止するような感覚になっていました。
 
常に倦怠感はあるものの、鬱らしき発作が起きる時以外は気持ちは元気でしたが、人と会うと、そのあとは異常なほど疲れてしまうので、無理しすぎずゆったりと『ひとり時間』を楽しむようになりました。
 
もともと一人で過ごすのは好きなので『ひとり時間』は苦ではなく、映画や読書、ジョギングなど…無心になれる時間を大切にしました。
 
映画や読書は深い内容や、悲しいものは気持ちがマイナスへ引っ張られてしまうので、軽いタッチのものやコメディ等を楽しみました。
 
あと、テレビのお笑い番組もたくさん観ました。
 
インターネットSNS等は、プライベートではもともと見る習慣がないので、より一層見なくなりました。
 
この症状が始まってから約半年が過ぎると、鬱っぽい症状が起こる頻度が少しずつ減り、生活を振り返る心のゆとりが生まれました。
 
次回へ続く
 

更年期障害を卒業し

とっても元気に2024年を向かえた

アロマ&リフレクソロジーねむの木竹本です

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