(その12)は こちら
章の想いと左近の想い…
お前とは…住む世界が…
誰にも見せたことがない左近の涙が…切ないね
章は左近との約束を果たすべく 江戸へ向かう…
日の本一の医者になるために
修行を積んで必ず戻ってくる
待っててね~ 左近どの!
そして…
江戸で5年、長崎で3年学んだ後…
28才になった章は大坂に戻ってきた
が…
左近どのの姿はもう…
待っててくれてると信じてたのにね…
ショックで…立ち直れない…と思いきや
章はこの年結婚!
そして、なんと
6男7女をもうけた!
53才で亡くなるまでの25年間…
ホントによく頑張ったね~
奥さんの八重さん…忙しかったね~
あっ、もちろん
蘭方医としても頑張りました
左近どのとの約束…「日の本一の医者になる」ために…
大坂に戻った天保9年、医業を開業すると同時に
蘭学塾「適々斎塾(適塾)」を開き
福沢諭吉、大村益次郎などあまたの人材を育てた
さらに、あの日天游先生と約束した通り…
「除痘館」を開き、痘瘡の予防活動に尽くした
ひ弱な武家の3男坊 末は偉大な蘭方医
道は長いが夢を追い
浪花の華は明日ひらく
(おしまい)