(その3)は こちら
章まで閉じ込められちゃった
どうする気だ!
「あなた方は知り過ぎた 死んでいただきます」
油…丸焼けにされる…
ワ~!ヤメロ~!
約束が違うだろ~!
って、まあ最初から分かってる流れではありますが
ここで黙って引き下がるわけにはいかないよね~
日頃は優しい天游先生が必死に説いて聞かせる~
天游:世の中を変えるには、大勢の民の考えを変えなあかんのや
お前のように自分の考えを人に押し付けたところで誰一人ついてこん
佐伯:着いてこさせます。着いてくる者を育てます。その為に力が…
天游:力では人の心は動かへん!
人の心を動かせるのは人の想いだけや!
人を育てるのも、世の中を変えるのも、長い時がかかる
自分の思いも新しい考え方も誠意をもって少しづつ伝えて行くしかない
それが人の心に根を張り枝を伸ばすまで根気よく…
人々の求める誠がそこにあれば、小さな種でもいずれ
大きな花を咲かせる それが世の習いなんや…
章にはビンビン伝わる先生の言葉も 佐伯には…
「古臭い考え方だ」
通じないか…ならば最後の手…泣き落とし…
も…タブン無理だよね…
じゃあ…かわい子ぶりっ子作戦は?
色々やりながらの…
時間稼ぎ~
お、遅い…
キタ~!
やっと来た…
(つづく)