ボクのやることは変わらない。変わらないまま一年がたった。
あっ!しょ、しょうくんとちゅってするようになった。
最初はほっぺにちゅだった。
それが唇になって、だんだん長くなっていった。
その時思い出したんだ。あの怖い日々。
慌ててしょぉくんを突き飛ばして部屋の隅でガタガタ震えてた。
しょぉくんもだったんだ。
優しい人だと思っていたのにしょぉくんもだったんだ。
「じゅん」
「いやだっ!しょぉくんなんて嫌いだっ!うそつき!優しくして、やっぱりこういうことしようとしてたんだ!ボクを騙してたんだ!」
叫ぶしかできないボク。
だって……逆らったらいけないんだ……ゴシュジンサマニハ……
もし、しょぉくんがそばに来たら力を抜いて連れていかれるがまま、されるがまま
「じゅん」
いや、いやいや。
「じゅ」
「いやだあーさわらないでー!たすけて、しょぉくん!」