Crazy Moon 2-65 | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。



「で、だ」

僕をソファーに座らせその横に座る。

思わずビックっと身体を竦めてしまえば、

「怯えなくていい。

お前に何かしようとは思わないよ。

智、お前を刺したんじゃないよな?」

図星とはいえそれを僕が言っていいのかわからなくて、困ってしまう。

「お前をあんなに可愛がっているあの人が、お前を刺すわけがない

誰と間違えた?」

顎を掴んで、顔を覗き込まれる。

「あ、あの・・・」

「首を絞められて、キスされた?犯された?

俺の物だって言われなかった?

お前を手放すぐらいだったら、殺してやるって?」

まるで見ていたみたいな雅紀さんの言葉。

「ま・・・」

「やっぱり、ね。

それで刺されたんだ。

抵抗しなかったんだろ、お前の事だから。

殺されるならそれでもいいって」

「なんで、わかるの?」

「なんでかなぁ・・・わかっちゃうんだよね・・・お前の考えは手に取るようにわかっちゃう」

そのまま口唇を合わせられ、そっと抱き寄せられる。

まさきさん・・・。

「教えて上げる。

その子はね、お前が身代わりになったその子はね、智の思い人だった子。

そして智を裏切った子。

智がその子にあったのは偶然だけど、おれも関わりあいのある子なんだ。

おれの憎しみの対象だった子。

その子を通しておれ達は繋がっている、

でも、智はそれを知らない。

・・・ごめんなぁ。

潤、ごめんなぁ・・・。

お前は幸せになるんだよ。

幸せになってくれよ、ぜったいに」

前にもこんなことがあったよね?

雅紀さん、何がそんなに悲しいの?

何をしようとしているの?







雅紀さん、あなたは今 どこにいますか?

いき、て、いますか・・・。