翔先輩と雅紀先輩を愛でる会再び ⑩ | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。



「2人とも好きあってるのに、なんですれ違っちゃうのかな」

なんか悲しくなって呟いた。

「好きだから、じゃないかな。

好きって難しいって思う。

カズさ、ボクが好きだよって言っても不安そうな顔してる時あるよ?」

潤くんに言いあてられてどきっとする。

「ボクはカズが好き。

なのに、最近・・・へんだよ。

それ以外ないんだよ?

もしかしたら、そばに居すぎるとわかんなくなっちゃうのかな?」

わかんなくなっちゃう。

違うな、欲が出るんだ。

あれもこれもって。

「ね、潤くん」

「ん?」

「今日、翔先輩は潤くん家に帰ってくるの?」

「飯作って待ってますねっては言ったけど」

「奥さんかいっ!」

「誰が?誰の?翔先輩の?」

「ちがうよ、カズのだよって言うとこでしょ、そこは!」

あー、もう、この人は雅紀先輩ほどではないにしろ、ほわほわと暖かくてちょうっとぬけてて。

自分がどんだけ綺麗かわかってなくて、辺り構わず柔らかい笑顔で魅了して・・・。

俺のだ!って、いつも叫びたくなっちゃう。

あ。

「潤くん俺、いいこと考えた」

「実はボクも考えてることがあるんだ」

「同じかな?」

「同じだよ」

「じゃあ、智先輩に回収お願いする」

「ボク、探す」

「の前に、潤くん」

「ん?」

パソコンに手を伸ばす潤くんの手を引いて体を寄せる。

そっと口唇を重ねた潤くんは、

「大好きだよ、カズ。

けど、レポートの仕上げは自分でしてね」

って笑った。

ちぇっ!

でも、いいや。

今は2人のことだ。