Can't Let You Go _ 53 | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。




「そ、仕事の話。

さっきも言ったけど、お前なんなの?

まったくやる気ないだろ。

なぁ、そんなに潤を翔くんにとられたことがショック?」

おーちゃん言い過ぎって相葉くんが言う。

けど、大野さんは、立ちはだかる相葉くんを押しのけ、

僕の肩を、痛いほどの力でつかんで、ギリギリと締め上げ、

冷たく刺さる声で言った。

「目、冷ましな。

痴情の縺れで、仕事ができないなんて言語道断だ。

翔くんと潤を見習えよ。

まあ、潤も楽屋なんかは怪しいけどな。

仕事になったら、きっちりとアイドルだ。

お前、嵐の中で演技派で売ってんじゃん。

心なんてどうでもいいからちゃんと演技しろ。

出来ないなら、潤と別れろ。

別れた方がいい、じゃない、別れるんだ。

最後通達だからな」

この、目の前の人はだれ?

僕の知ってる大野さんじゃない。

相葉くんは困った顔をして、頭をかく。

「もう、少しはやんわり言えないの、あなたは」

「やんわりだろうがはっきりだろうが言うことは同じ、でしょお?」

いつもの声色で、んふふ、って笑うけど・・・、

目が笑ってないよ、大野さん。