キミ・ハ・ムテキ ⑯(Blue violet)1/10  | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

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嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。


Blue violet :あなたの言葉どおり



翔くんの開けた扉からコロンと転がり込んできたのはカズと・・・大野さん。

聞いてた?って言うか、見てた?

「このおじさんが彼に『おいら潤しか見てないから。またやったら次は全力で潰すよ』って言ってるところに出くわしちゃってね。で、楽屋に戻りづらいからって言ってるのを引っ張ってきました。 J が落ち着くまで待ってたんですけどね」

「大野さん・・・」

「ごめんね、きついこと言って。でも、じゅんが人に嫌われて欲しくなかったの、おいら」

「ごめんなさい、ボクの方こそ・・・」

ちょっと俯いて立っていたら、大野さんは下からすくい上げるように口唇を合わせてきた。

「これで、仲直り、ね?」

いくら、翔くんに同じことしてもらえって言われたからって、まさか大野さんが本当にしてくるなんて思わなくて、思わず口を塞ぐ。

「じぇーい?」

気がついたら、カズが大野さんを押しのけて目の前に立ってる。

「ワタシは?おーのさん連れて帰って来たご褒美は?」

え?だって、カズはボクの親友で、そんなそぶり1回も無くて、いつも泊まりに行ったりして・・・。

もう何が何だか分からなくなって、狼狽えている、ボクの手を取ると、手の甲にキスをしてそのまま口唇が合わさった。

口唇が離れると同時に、腰を抜かすボク。

みんなの手がやって来て、そっと身体を引き起こす。

「潤が好き」 翔くん。

「潤くんが大好きなんだよ、ずっと」 相葉くん。

「おいらも大好き」 大野さん。

「ワタシもずっと好きですよ。J が誰を選んでも、誰を選ばなくても、J はワタシ達の1番です」カズが微笑みながら言う。

じーと4人を見てたら気が付いた事がある。これが、今のボクの本当の気持ち。怒んないで聞いてね?

「ボク・・・みんなが大好き。みんなが欲しいよ。誰1人欠けないで、ボクの側にずっといて?」

恥ずかしくって、えへへって笑ったら、みんなから抱きしめられる。

「「「「もう、ほんと可愛いんだから!」」」」