2週間ぶりに走りました。
この間、全く走る気になれず、そのまま放置していました。コロナ禍前の自分ならば、

このままじゃいけない

と走り始めたかもしれませんが、いまではその意欲すら削がれています。そんな状況下、しかも蒸し暑い気象条件の中で走ったわけですから、賢明な読者さまは結果はおわかりですよね?


はい〜〜。こうなりました。

分かっていることだけでちょっとショックかな。キロ7オーバー?これってどうゆうこと?

まぁ、走り始めのランだから仕方ないかな。いつもいつも自分には甘い評価ですね。


過日の記事(おかやまマラソンに決定しました…)に寄せられたコメントに対する返信で「おかやまマラソンは能力試験のつもりで頑張ります」みたいなことを書きました。

能力試験?
能力試験とは何ぞや?
と思われた方も少なくないと思います。今日のこの後は、そのことについて少し説明を。よろしければお付き合いください。

能力試験とは?
競馬界における用語です。本番のレース前に行われる「能力調教審査」の略称です。実際には【能試】あるいは【能検】と略して使われます。誤解を生まないように言葉にする時は「のうけん」の方がわかりやすいかな。
一般的なレース走破タイムよりも、ずっと遅いタイムが基準タイムとして設定されますので、ほとんどの馬はこの試験に余裕でパスします。この試験に合格すると本番レースに出場できます。

なお、この「能力試験」はテレビでも放映されるJRAでは実施されておりません。
競馬の主催者は農林水産省所管の「JRA」と地方公共団体が主催する「地方競馬」に分別することができますが、地方競馬のみで実施されているわけです。

この能力試験を実施する意味は、著しい調教不足あるいは能力不足の馬が実際の競馬に出走することを防ぐためです。馬券というものを売ってお金を賭けさせているからですね。何十馬身も離されてレースしている姿はお客さんに失礼です。

ですから、能力試験をする意味があります。じゃあ、なぜJRA、国が実施する競馬は能力試験を行わないのか?お客さんに失礼でもいいのか?

そんなことはありません。
JRAはさらに厳しいルールを設けてから。
タイムオーバーのルールです。

各競走における第一着馬から規定のタイムを超えて入線した場合、一定期間次の出走ができなくなるというルールがタイムオーバーのルールです。

規定のタイム…これは各競走において異なります。細かな規定は省略します。
一定期間…初回は1か月、2回目は2か月、3回目は3か月とタイムオーバーが重なるとドンドン重くなります。まぁ、4回目以降は…その前に引退していますね。

能力試験よりもさらに厳しいルールがあるから、能力試験は不要ということになります。

なお、第一着馬がレコードタイム(新記録)の場合、タイムオーバーの制裁は免除になります。新記録が出るほどのハイレベルのレースで制裁を科すのは厳しすぎるからですね。

自分が以前出資していた馬が、一度だけこの「タイムオーバーの制裁の免除」をしてもらったことがあります。その後、時を置かず引退しましたけど。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−

おかやまマラソンでは、このタイムオーバーの制裁を食らわないように頑張るつもりです。タイムを出せなくても、せめてタイムオーバー逃れをしたいものです。

なお、制限時間内に完走できなかったら、主催者からこういう発表があるかもしれません(←嘘です…そんなことありません)


きんちゃんはタイムオーバーのため、●月●日までフルマラソンに出走できない。