今日の記事は【非ランネタ】ではありますが、ランニングにも、また日常生活にも少しは通ずるところがあると思っています。

 

自分は社会人になった頃はバブル絶頂期ではありましたが、社会人1年目に贅沢できるほどのお金はありませんでした。早く株式投資をしたかったので、とりあえず、1年目に貯金をして「タネ銭」である100万円を貯め、それを元手に株式投資を始めました。初めて買ったのは「東芝」(←現在上場廃止)と「旭通信社」(現アサツーディ・ケイ(上場廃止))でした…これは今日の本題とは全く関係ないので、これ以上は詳しくは書きません。

なお、当時はそのシステムがなかった「つみたてNISA」…これがあの当時あったら、もう少し早く「タネ銭」ができていたかもしれません。

 

それから、なんやかんやで投資は続けてきましたが、その中で大切にしてきた「投資格言」を5つご紹介します。

 

それでは、始めてゆきます。

 

 

【人の行く裏に道あり花の山】(ひとのゆく うらにみちあり はなのやま)

投資格言でどうしてもまず思い出されるものがこれです。

お花見に出かけた時、どうしてもメインストリートに行きがちだし、多くの人で混雑しているので、行ってみたくなりますが、一本外れた裏道を行くと思いもかけない光景があったりします。

「付和雷同するな…別なところ、反対側にもいいところがある…」と感じでしょうかね。他の人と全く同じようなことをしているよりも、少し別な面も探ってみる…これは一般の生活でも使えると思い、常に意識しています。

 

 

【株を買うより時を買え】

これは「投資する銘柄よりも、投資する時期の方が大切だよ」という意味。

決して投資する銘柄が大切じゃない…と言っているわけじゃありません。それよりも、その時期、タイミングが重要といっているわけです。

一般生活でも生かせますよね。物事を行なうタイミング、TPOのTが大切だよ~です。

類似格言に「麦わら帽は冬(に)買え」というのもあります。暑くなってくる夏に帽子を買うのではなく、比較的値が安い冬の時期に買っておく…。投資では「安い時に買っておき、高い時に売る」ことが鉄則ですからね。

 

 

【頭と尻尾はくれてやれ】(あたまとしっぽはくれてやれ)

ちょっとぞんざいな言い方ですけど、好きな格言です。

「最安値で買い、最高値で売る」ことで利益を最大化することができることは言うまでもありませんが、実際には、現実的にはそれはもう不可能に近いこと。だから、魚で言うと「一番おいしい身の部分だけ頂き、頭と尻尾は切り捨ててもいいんだよ」ということでしょうね。

お上品にいうならば「儲けの一部分は他の人に残しておいてあげて…」ということかもしれません。

一般生活で例えるならば「腹八分目で満足する」「足るを知る」ということではないでしょうか。

 

 

【見切り千両】(みきりせんりょう)

今度は売る場面です。早めに物事を見極め、損失が出るような局面では早めに売却して大きな損を免れましょう…その早めに見切ること自体に大きな価値、千両分の価値がある…という意ですね。1両が8万円~10万円くらいと換算すると、8000万円から1億円ほどの価値がある!大きい金額です。

自分はこれが一番苦手!まだ大丈夫だろう…なんて思ってキープしていると大きな損失を被ることがあります。1度だけ破綻した株を持っていたことがあります…日本航空(JAL)…でした。勉強になりました。

 

 

【まだはもうなり、もうはまだなり】

最後に挙げたいのはコレ!

「まだ上がるだろう…と思っている時は実は「もう上がりきった」」

「もう下がらないだろう…と思っているうちは「まだ下がる」」

一般の生活では実感できませんか?自分の都合のいいように解釈することが、どんなに怖いことか…このワードは自分への戒めとしています。

ランでも使えますよね。

「まだ走れるだろう」→→「もう走れない」

「もう走れるだろう」→→「まだ走れない」

 

 

これで5つです。

でも、もうひとつだけ挙げさせてください。

野球でいえば、延長戦…エキストライニング…。

 

【売るべし 買うべし 休むべし】

一年中、常に売ったり、買ったり、休むヒマもなく行動しているのではなく、たまにはその行動を休んで静観するのも大事!ということです。

ランニングでも、一年中ず~~っと走っているばかりではなく、時には走ることを休んで身体を休める…あるいは他のことをする時間にあてる…そんな時間も必要ではないかなと個人的には考えています。

【影】アンタは走らなさすぎ!

って言わないでくださいね。今の自分は「休むべし」の時期なんですから。

 

 

この記事を読んでくださるランナーの皆さまには何の価値もない記事になってしまいました。お詫びいたします。

 

それでは、また別の記事でお会いしましょう。