恒例(?)の【脳内会議】を綴りたいと思います。

 

本題に入る前に…。

数本前の記事からご心配をおかけしていた妹の具合も日ごと回復し、本人や母親からも「おかやまマラソンには行っても構わないが、新幹線で行ってほしい」と言われておりました。しかし、それに対して自分の気持ちの方が追い付いていかず、ず~~と悩んでおりましたが、現地に赴きかつ出場することに決めました。ただ、メンタル面だけではなく体力的にも、時間内完走する自信がありません。

 

もし時間内完走できなかったら、笑ってやってください。

 

ずっと意見が合わなかった母親とも和解しました。

1 今回の解決金として甲は乙に対して●●円を支払う

2 (省略)

3 (省略)

4 本件について、上記以外の債権債務がないことを互いに確認した

 

・・・みたいな示談書を作ったとか作らないとか。

仲直りしましたので、ご安心ください。

 

では、【脳内会議】に入ります。

以下は事実に基づいて書いてありますが、一部フィクションの部分もあります。

当たり前ですけど。

 

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【司令官】諸君、よく集まってくれた。【脳内会議】を始めよう。

【参謀長】それでは、「おかやまマラソン2023」に関する事前会議を始める。まず、会議に先立って司令官から報告がある。司令官、お願いします。

【司令官】うむ。おかやまマラソン2週間ほど前に重大な出来事があり、参加が危ぶまれた時期があったことは諸君も承知であろう。体力面だけではなくメンタル面も落ち込み、出場すら取りやめようという動きすらあった。しかし、それは現在ではすべて外務省が解決した。もうあとは、我々が走るだけである。

【参謀長】その解決案や解決方法については、この【脳内会議】の範疇ではないので省略する。では、本題の事前会議を始めることにする。

 

【作戦参謀】わかりました。では、自分から意見を発表してもよろしいでしょうか?

【航海参謀】それでは、自分は2番目で…。

【参謀長】いや、その必要はない!

【作戦参謀】!!それでは何のために集まったのでしょうか?

【参謀長】では、発表する。うむ・・・うむ・・・。

 

【参謀長】「おかやまマラソン2023」では、すべてMちゃん参謀の指示に従ってもらうことにする。もちろん、レース中だけではあることは言うまでもない。

 

【航海参謀】それでは、我々は用なし…ということですか?

【作戦参謀】我々の意見は…。

【参謀長】今回に限っての特別の措置だ。以前…Mちゃん参謀にペースメーカーになってもらう話があったが、コロナ禍の影響で一旦は立ち消えとなった。しかし、今回再びその話が持ち上がった。今回だけは従ってみようと司令官が決定したんだ。

 

【航海参謀】しかし、我々は今までずっとある意味「先行逃げ切り」というか「先行して作った貯金を食いつぶしながらフィニッシュする」という形を採ってきました。お言葉ではありますが、Mちゃん参謀の作戦は女性ランナーが得意としている「イーブンペースを可能な限り維持していく」という戦法です。自分たちにそんなことができるのでしょうか?

【作戦参謀】そうです。我々は「前半をキロ6程度で走り2時間10分程度でハーフポイントを通過、その後の区間は大部分を歩いて体力を温存、ラスト1~2キロから再び上げていく」ということで何とか完走しています。これで何とか時間内完走を果たしています。もし前半の貯金が作れなかったら時間内完走すらできなくなりますよ!フィニッシャータオルすらもらえなくなりますよ!

【機関参謀】最後、息が辛い時、何とかタオルだけは!何とかメダルだけは!と気持ちを奮い立たせてやってきました。それができなくなるとは…。

 

【参謀長】それでは、君たちに問う。それで今まで何回サブ5ができた?何回その作戦が成功したと思っている?

【作戦参謀】過去の記録によれば、サブ5ができたのは5回だけです。全部で30走以上出場していますが…。

【参謀長】そうだろ?だから、今回サブ5…あるいはサブ5に近いタイムで完走しようとMちゃん参謀はペースメークしてくれると申し出てくれているんだ。今回だけ、今回だけでいいから、それに…Mちゃん参謀に賭けてみないか?

【航海参謀】Mちゃん参謀に賭けてみるのはいいんですが、指揮権の問題は?

【参謀長】それは・・・

 

【司令官】私が一筆書こう。「予に代わり、Mちゃん参謀を差遣(さけん)す。Mちゃん参謀の言うところは、予の言うところと心得うべし」

 

≪ 注釈 ≫

これは日露戦争203高地攻略戦において、満州軍総司令官大山巌大将が、自分に代わり総参謀長児玉源太郎大将を現地に赴かせ指揮を執らせた際に持たせた一札から引用しました。

 

 

【司令官】・・・ということで、今回だけはMちゃん参謀に賭けてみたい。失敗したらもちろんその責は自分にある。それでいいかな?

【一同】・・・・・

【参謀長】もちろんサブ5ができなくなった時点、つまりデッドポイントに達した時点でMちゃん参謀には先へ行ってもらい、自分たちは切り離されることになる。これはもちろんMちゃん参謀も了承済みであることは付言しておく。それでは、今回の「おかやまマラソン」はMちゃん参謀に賭けることにして、本日はこれにて散会。

 

 

≪ さいごに ≫

Mちゃんさんへ。もしこの記事を読んで不快に思われましたら、ご一報ください。即刻削除いたします。

という理由で、この記事は予告なく削除される場合がありますことをご了承ください。

 

 

【引用文献】坂の上の雲5(文庫版)(司馬遼太郎著・文藝春秋刊)

【参考文献】静寂の声 下巻 乃木希典夫妻の生涯(渡辺淳一著・文藝春秋刊)