依田眠子です、こんばんは。

自己紹介はこちら↓


岡崎城で食べた出世団子🍡

さて。

私の中で大切な思い出になっている

恋のお話の続き。


士業の彼はこんな人

年齢:1歳下(当時32歳)

職業:士業(3年目)

出身:ど田舎自然豊かな街

三人姉弟の真ん中

結婚願望が強い


付き合ってすぐの頃、

車で私の家まで迎えに来たついでに

母に挨拶をしてくれた。

彼も帰省の時に恋人がいる事を話した。

親公認の仲になると、

すぐに半同棲状態になった。

付き合った記念日には

いつも「おめでとう」と言い合う位

ラブラブだった。


しばらくした頃、

結婚後の生活について聞いてみた。


「どこに居ても働けるように

この仕事に就いたんだ!」

「子供は3人欲しい。」

「共働きでフルタイムで働いて欲しい」

「子供の面倒は実家の母に見てもらう。」

「でも料理は眠子に作ってほしい」

「うちの両親がやってたんだから、

できるでしょ」


彼の実家(ど田舎)で同居、

子供は3人産め、

フルタイムで働きながら家事をやれ

って?

梨の皮も剥けないのに!?


簡単に地元に帰りたいと言うけど、

出身地の人口と同業者の人数や現状を調べた?

東京に比べてずっと少ない仕事を同業者で取り合っているんじゃないの?

そこへ独立したての新参者が行っても仕事はないよね。

人がいないって事は仕事も少ないって事だよ。

て事は、私の再就職も難しいよね?

ご両親はできてたって言うけど、それ何十年前?

その間に何十万人人口が減って、どれだけの企業が事業所を閉鎖したと思う?それにあなたのお父様は公務員よね?

私達とは大分状況が違うと思うけど。

浅はか!とっても浅はか!

子供だって...以下略

無理ゲー‼︎

と思ったが、

彼の事は好きなので、

話し合ってみようと思った。


「結婚してすぐにご両親と同居したい?

同居が必須なら二人とも今の会社を辞めて

引っ越す事になるよね?」

「今すぐでは無いかな。

将来的に面倒見られれば。」

「もし子供を三人育てるなら

少なくとも私は

産休育休や時短制度のある

大きな会社で働く必要があるよね。

子供は授かり物だから、

絶対に三人授かるとは限らないけど」

「眠子は文系だからね。

うちの姉も弟のお嫁さんも

医療系技術職だから、

仕事には困らないんだよね〜。

文系は

潰しが

効かないね。


「あと、33歳から卵子のできる確率が

ぐんと下がるらしいんだよね。

眠子33歳

だしなー


今ならこんな事を言われたら即別れるが、

好きな気持ちが大きかった当時の私は

「素直だなぁ」

くらいに思っていた。


つづく。