フジテレビ版『大奥』見終わりました。
民放での時代劇を応援する気持ちで見ておりました。
今回の大奥は、ロケが多数行われていて
本物の江戸時代の建物を感じさせるショットがいくつもありました。
そして、衣装も本気を感じました。
しかし、残念な点が。
私、基本的には史実に創作をミックスしてくださるのは好物なんですが
史実として明らかに残っている部分を創作にされちゃうのは、ちょっとルール違反じゃないかと感じてしまうんです。
今回の『大奥』で最大のひっかかりは、
松平定信と五十宮倫子と徳川家治が同年代のように描かれ、更には松平定信が倫子に好意を寄せていたって部分。
だって、史実的には
松平定信
1759年1月生まれ
徳川家治
1737年6月生まれ
五十宮倫子
1738年3月生まれ
倫子と定信は21歳差。
ありえない😵
もう少し史実に基づいた創作は出来なかったものでしょうか?
ま、そんなひっかかりはありつつも、
若い頃に見た『大奥』のドロドロな印象からすると割りとライトな作風だったかな?と。
正直、田沼意次演じる安田顕さんの怪演と
舘さまこと宮舘涼太さん演じる松平定信の
ブラック化が見ごたえがあったかも?
なんなら、亀梨さんちょっと影が薄くなったかも?って位、宮舘さんが生き生きとしてた?
もろ手をあげて大絶賛できないのは、
ヒロインのキャラがあまり好きではなかったからかも?(👈ヒネクレモノ)