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前回は

あなたの背後に厳しい見張り役がいる場合

でした。

 

 

 

 

 

 

今回は私たちの頭のなかに勝手に沸いてくるセリフに気づく

です。

 

 例えば

 

子どもができて

専業主婦になったA子さんは

夫の収入に頼ることになったことに

引け目を感じていた。

 

買い物に行くと

A子さんの頭の中に

勝手に湧き上がってくるセリフがあった。

 

「人のお金で買い物をして

いいのだろうか」

 

 

夫の給料で

自分の欲しいものを買っては

夫に申し訳ない

 

 

洋服を買いに行っても

本当に欲しいものではなく

値段で決めるようになった。

趣味のダンス教室も子どもができたという理由で辞めた。

 

 

これにお金を出したら

夫になんと言われるだろう

と思ってしまう

 

 

夫と外出したときに

夫がその買い物のレシートをただ見ているだけなのに

 

夫からダメ出しされているような気持ちになる

 

 

 

A子さんは十分節約しているのにも

かかわらず

もっと節約しなければと

脅迫的に

と思うようになっていた。

 

 

そして

A子さんの家庭は

いつもどんよりとした空気が

漂うようになった。

 


 

さて、

実際に夫はどう思っていたのでしょうか?

 

確かにA子さんが

思い込んでいるように

 

「俺の稼いだお金で無駄遣いするなよ」

 

という感じで思ってた可能性もありますが

夫に確認した訳ではありません。

 

 

夫は他にどんな風に思っている可能性があるでしょう?

 

 

A子さんが安い服でやりくりしているのを見て夫は

 

1、俺がもっと稼いでいたら好きな服を

値段なんか気にせずにA子に買ってあげるのに。

俺、ふがいないなあ、もっと稼がなきゃ

 

2、いつも上手にやりくりしてくれて

ありがとう、家計のことはA子に任せたよ、頼りにしてるよ

 

3、なんで本当に欲しいものを買わないんだろう。

前のA子はもっと似合う服を着てかわいかったのに。

 

4、A子の頭の中は節約のことばかり

もっと楽しく生活したいなあ

 

5、A子、最近いつも暗い顔をしているな

買い物に行ってもつまらなそう。

俺じゃA子を幸せにできないのかな、

明るいA子に戻ってほしいな

 

 

他にもまだまだ出てきそうですよね

 

 

A子さんの頭に勝手に浮かんでくるセリフ(自動思考という)

「人のお金で買い物をして

いいのだろうか」によって

A子さんの感情が

 

「夫の給料で

自分の欲しいものを買っては

夫に申し訳ない」

 

となり

 

「夫は自分が稼いだお金を

私に使われるのを嫌がっている」

 

夫の気持ちを確認した訳でもないのに決めつけ

節約することに脅迫的になり

家庭が暗い雰囲気になってしまいました。

 

このような思い込み(ビリーフ)によるいきすぎた感情を

認知のゆがみといい

いくつかあるのですが

このA子さんの場合

 

根拠のない思い込みによる早まった結論

 夫が稼いだお金を私が使うことを夫は嫌がっている

 

感情による決めつけ(自分が感じたことが絶対だ)

 夫はただレシートを見ているだけなのに

 夫からダメ出しされているような気持ちになった

 

レッテル貼り

 働いてない自分は価値がない

 

などが当てはまりそうです。

 

 

この例のように自動思考が偏ると

認知のゆがみが出てきて

物事を客観的に見れず

過度にマイナスにとらえてしまいます。

 

 

 

対策として

自分の中に自動的に浮かんでくるセリフを

①紙に書き込んで見える化していく。

 

もし、気づいたときはそれを否定せずに

そこにあることを認めて

あげてね

ダメ出ししなくていいよ~

 

➁そしてほかの考え方を

できるだけたくさん書いてみる

 

それからその考え方の中で

一番いいと思うものを選んで採用する

 

自分の思考のクセに気づいていくと

過度にマイナスに考えていたことがわかり

苦しみが和らいでいきますよ

 

A子さん夫婦は

もっとお金の使い方について

お互いに思っていることを話し合って

 

A子さんの思い込みについての検証を

してみるとよさそうですねニコニコ

 

 

 

最後までお付き合いくださってありがとうございました✨

 

 

 

 

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どうか一日も早く日常が戻りますように

 

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