みなさん、本がすきですか?

嫌い?


どうして嫌い?


どうして好き?


今回は、私がなぜ絵本の読み聞かせ活動をしているのか?につながる、お話を長くさせてもらおうかと思ってます。

お付き合いください。🌟



【読書の階段】

私は学校図書館で
7年勤務していました。


私が勤務した小学校は、全部で

3校。

2校を掛け持ちしていたこともありました。


間に異動がありましたが
1つの学校に7年いました。

一年生だった子の卒業を見届ける事が

できました。
🙏
それは司書をしていて大きな経験でした。


大きな絵本を持って
高い貸出カウンターに

図書カードと絵本を出して
本を借りていた子が
中学の制服を着て、卒業していきました。

今、私はこのブログとInstagramで

主に絵本と、自分の好きな趣味の読書の
感想文を投稿してますが、

絵本だけではない投稿をしているのには

意図があって、

それには

学校図書館司書時代の子供たちの成長が

大きく影響しています。


🔹🔹🔹

赤ちゃんだった子が、

学校で1人で本を読むという習慣を覚えて、絵本だった読み物の読書が、「かいけつゾロリ」などの単行本の本に変わり、サバイバルシリーズや最強王とかを通り…

(歴史にハマる子もいるし、空想科学本へ進む子も)
そこから角川つばさ文庫や映画やアニメ漫画のノベライトに進んでいく。女の子なら、私が勤務していたときは「一期一会」シリーズや男女共通で、『怖い』本を借りたりして…


だんだんと、ハードカバーの、読書感想文に選ばれるような本を読めるようになっていく。

急に読書ができるようになるわけではない。
少しずつ、子供たちがひらがなを1文字ずつ覚えて、【文字】を見て、その文字の羅列を見て、繋げて、【言葉】の【単語】を頭の中で作り出す。その【単語】を、自分の知っている事にイメージ変換する。当てはめる。

脳はこの作業を無意識にこなしている。

登場する人を自分の中で作って景色の描写や環境を整え、頭の中で物語を動かす。これはなかなか一長一短にできることではない。読書はイメージの仕事だと長谷川集平さんが「絵本づくりトレーニング」の中でおっしゃっていました。


絵本から児童書、文学書、、と少しずつ読書の質が変わっていくことを、私は

【読書の階段】と、呼んでいます。


誰も最初から1人で読書できるようには

なりません。


私は勤務していたときに読書を楽しんでもらえるようにと、この少しずつ上がっていく【読書の階段】をいかにスムーズに作れるかを考えて選書をしたり、子供たちと接していました🌟

で、
ですよ、で、ですよ、。
ここからは私の独断の感想です🙏
ここからは、私が絵本の読み聞かせを子育てママさんや親子さんにしたいなって思ったきっかけのお話をします。


読書を好きな子と、読書が苦手な子。
何が違うんだろう?と、思った時に
家庭で親と本に触れる機会が多い子は
絵本が好き。読書が好き。
(これは学力とはまた別)。

本に触れる機会、というのは、
家で本にかけるお金があるお家、
図書館で本を借りて読むお家、
親が漫画が好きなお家、、などなど。


本に興味がない子に

本を読んで、と渡しても

文字を映像にする力がないから

なかなか読書が進まない…。

本を読める人は、

これを無意識にできているから

本を読めない人の気持ちがわからない💦

と、私は考えます。


司書時代に、

私は考えました。

お家で、家族で読書をする楽しみを

増やせるきっかけやなにか発信をしよう。

と。

司書時代にどんな事に力を入れたのかは

ここでは割愛しますが、

その経験があって


退職したあとに

我が子への子育てが始まって

思ったんです。

子育てママさんになった今、

鹿嶋市の子育てママさん、

大人の人たちに

絵本の楽しみを広めたい!!!!

と。


絵本好きな家族が増えたら

きっと読書好きな子が増えるなぁと

信じてます。


そんな思いで活動始めました。

そして、今もそんな思いで活動してます。


今年も宜しくお願いします。