栓抜きから数年後。

母は小姑になった。

そして、毎年お嫁さんからお歳暮が届くようになる。

きっと色々気を使って選んでくれたのでしょう。

最初の年はおしゃれなドレッシングの詰め合わせが届いた。



もちろんのことながら、母はこのお嫁さんのことも大嫌い!!


日ごろから、トロイ!あたま悪い!だとかの愚痴ばかり。



そんなお嫁さんからのお歳暮を開けるや否や


「こんっなしょうもないもん送ってきて!!!」


と怒り心頭のご様子。


即ピポパポ・・・・と自分の弟に電話をかけ

「こんなしょうもないもんいらんねん!!

カルピスの詰め合わせでも送ってきてくれた方がマシや!!」

と文句たらたら。。。


もらったものにケチをつけ、さらにリクエストまで・・・・汗



電話を切ってもまだ冷めやらぬ母に、



「ねぇ、お返しは何を返すの?」

と聞いてみた。



「そんなん送らんでええねん。これはね、


結婚式の時に色々したったお礼でこれから毎年母に送ってくるもんやねんから!!」


と言い放つ始末。


・・・・え~~~~っ!?



あの時はそうなもんなんや~と思ったけど、今考えるとそれはおかしいだろう。

私なら絶対なんか送り返すけどなぁ・・・。



ていうか、もらっておいて何も返さないくせに文句言う?すごい神経だな、おい。




母の脳内では、こういう風に意見を言うのはいいことだと思っている。


「こうやって言うてもらったら、自分の悪い趣味にも気ィ付くし、次から違うもん送らなて思えるやろにひひ?」


と言ってのける。



そして



こんなこと面と向かって言える私、すごいやろ?私は気ィなんかつかわへんで!


と、どこか得意げ。





しかし、


言われた母の弟はそれはそれは悪い気がしただろうに・・・。




この前結婚したばかりのかわいい嫁が選びに選んだお歳暮を実の姉にけちょんけちょんに言われ、


横には「お礼の電話かしら?よろこんで頂けたかしら?」とわくわく顔の嫁。




これから嫁になんて説明しよう・・・。



と電話の最中に思ったか思ってないかはわからないけど、


「何やねん!こいつ!!」と自分の姉に対して怒りを覚えたことは確かでしょう。



そしてそれから数年後、同じ過ちを私は犯してしまうのです・・・。