我が家の三女おかつを育てた経験をもとに
「猫の粗相について」シリーズの記事を書いています。
第1回目の記事はこちら その1 小さなおかつ登場
それぞれの記事の最後の「つづく」に、次のお話のリンクを貼りました。
そこをクリックしていただくと、続いて記事が読めます。

前回のお話 お姉さんたちのストレスにも気をつけつつ、おかつの粗相を減らすには?そんな葛藤をつづりました。

雪を撮影するためベランダに出ていたら、振り返ってオカツがいてビックリ!
前回のバスケット・ベッドと格闘している頃は3月でした。
晴れた日は家の中は陽射しで暖かいものの、まだまだ季節は浅くて、雪が降る日もありました。
そしてあの3月11日を迎えます。東日本大震災が発生した日ですね。
私はその日、修業で師匠のもとにおり、帰宅難民のひとりとなりました。
都心から5時間かけて夜にやっと歩いて帰ってきた夫が、玄関をはいって家の様子を見て驚いたり、猫がどこにもいないことを夜にメールで知らせてくれたことは、当時このブログのカテゴリー「震災」で写真を沢山紹介しながらつづっていますので、興味がある方はお読みください。

梁にあたって割れたガラス制のランプカバー
窓の鍵をかけ忘れたためにあの大きな揺れで窓が全開したのです。家具やテレビがバッタンバッタン倒れ、ガラス製のもが次々に音をたてて割れていたら、それは怖かったと思います。夫が帰宅したとき、家の中には3匹とも姿がなかったのでした。
倒れた家具を直したり、割れたガラスを掃除したりしているうちに、クローちゃんが最初に姿を現し、次にベランダにいるしずかを発見。でもおかつの姿はどこにもいないということが続きました。
(当時のブログより:引用開始)
お隣には昨晩のうちに夫くんが確認に行ってくれている。だけど、念のためもう一度、部屋に戻る寸前に、そっちのベランダに向かって「おかつー、おかつー」と呼んでみた。けど覗いてみても何もいそうにない。
諦めて部屋に戻ろうとすると、背後から「アンアンアンアンッ」といつもの犬のような鳴き声がする。
あのヘンな鳴き声はオカツだ!

まだまだ片づけが終わらない部屋
あわてて戻るとオカツが走ってくるのが見えた。
仕切り板の隙間から戻ろうとしているので抱きかかえた。お母しゃんの声は嬉しかったんだね。
不安な気持ちでお隣のベランダの物陰に隠れて、一晩過ごしたんだね。
緊張が緩んだのか、オカツ姫、この3日間大丈夫だったのに、PCデスク下のミニホットカーペット(上の写真で写っている)でいきなり粗相をした。
いいよ、いいよ。無事だったんだから粗相くらい好きなだけしな。安心したんだね。怖かったね。
3にゃんずとも無事でとにかく良かった。
(引用ここまで)
この時のおかつの粗相は、いわゆる「失禁」ですね。安心して緩んでしまったのでしょう。

さて、そこから私たち夫婦もにゃんずも、断水と余震の恐怖の闘いが始まったのでした。
私がこれからお世話でかかわることになる、未来のお客様や猫さんたちも、きっと同じような経験や思いをされてきたと思います。私たち夫婦は、断水よりも、下水制限のほうがつらく感じましたけど、皆さんは如何ですか?
水道が復旧するまで、お皿が洗えないのでカリカリだけでにゃんずも頑張ってくれました。
そして、おかつは家庭内野良が少し薄れ、今まで膝の上でお昼寝なんてしない子だったのに、毎日のようにピットリくっついてお昼寝するようになりました。
そして水道が復旧すると・・・
(当時のブログ:引用)
水道が復旧したら、オカツ姫の粗相も復活した。
もしかして、彼女も今までは緊張してたのかな?
(引用ここまで)
おかつも、彼女なりに頑張ってたんだな~と思うと、粗相が復活しても怒ったりするよりも、なんだかいじらしくて愛おしく感じてしまいました。
でも洗濯は本当にタイヘンなんですよ。
そして・・・・
(つづく )
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