醍醐さんを初めとするお嬢様達、悪気は無いけれど、花子との精神的なレベルがあまりに違う
お嬢様達=幸せな境遇=世間の苦労を知らない
花子=境遇的には幸せと言えない=苦労人
かなりステレオタイプな描き方だとは思いますが、この後への流れを考えれば今は仕方ないのかな・・
そこに、蓮子さま(家柄その他は申し分無きなれど複雑な境遇、そして人の愛を知らない?)という異分子が登場。
真逆に見えてそれぞれが苦労(苦悩)を持つ身である2人、花子と蓮子が、やがて腹心の友となってゆく。納得です(まだ早いけど、笑)
それにしても、誰が見ても華やかで邪気の無いお顔立ちの醍醐さん、すっきりと涼やかな笑顔なれどどこか寂しそうな表情も合わせ持つ花子、気高いオーラに溢れる蓮子さま、、キャスティングが上手いー
富山先生と茂木先生の、恐らく違うタイプの苦労を経た事にもよる、「今」の違い。
一人の人間に潜む、過去の影響力もかいま見える。
花びらの散りゆくを見上げる富山先生が、寂しそうだった
(これまでは学内でただ一人だけの英語堪能な存在だった富山先生だけれど、ここ最近の花子の鮮やかな英語力の開花、若い力の台頭に、何か陣地の狭まってゆくような思いもどこかしらにはあるかと。もちろん寂しさの直接的な原因はそれとは違うものだと思うけれど・・)