ふと思い出した怖い話。
今から30年近く前、
ベッドで仰向けで寝ていた私は、ふと目が覚める。
すると視界の左上に、アメーバのような黒い影がウニョウニョと動いている。
私は“なんだろう?”と思って見つめていると、
知らぬ間に私の視線が、その黒い影に替わっており、
私が寝ている私を見下している。
“幽体離脱だ!”
瞬時に察した私は、慌てて寝ている私の身体に戻ろうとしたその瞬間、
パッと目が覚める。
外は明るく、いつもと変わらない朝。
夢だったのか?
それにしてもリアルな夢だった。
後日、霊感の強い後輩にこの事を話すと、
顔色一つ変えずに、
「あ、それは間違いなく幽体離脱ですね」と慣れた口調で返された。
確かにリアルな夢だったからねぇ。
真相は深層に...( ̄▽ ̄;)