かなり耳を疑う数の犠牲者がでていまった衝撃的な事故。

もともと細めの道路で、傾斜していて、上からと下からとの群衆が殺到し、

集団心理で押し合いで勝負を始めてしまったあげくに、

道端のお店のテラスが出っ張ってボトムネックになっていた部分の人が、

たくさん「圧死」してしまったということですが。

 

実際に、畳1畳の広さに30人もの人がひしめきあっていた状態だったということで、

背の低い女性はそもそも顔面が他の人の体に密着してしまって窒息してしまうのは容易に想像できますが、そこまで圧縮されると、肺を広げるだけのわずかなスペースさえもとれなくて、

背の高い人でも息ができなくなるという、想像を絶するほどの密な環境だったようです。

 

150人あまりの犠牲者のうち、2/3が女性だったのは、上記のような体格の理由もあったとのことですが、さらに女性のバッグやリュックなどが他の人のさまざまな部分にひっかかり、引き抜いて救助することができなかったという話も聞きました。そんなリスクを考えて外出なんてしたことがないけれど、頭に入れておかないと、と思ったりしました。

現場は夜だったので子どもはあまりいなかったでしょうが、もしもお昼に同じような状況になっていたら、子どもの犠牲者も多く出ていたでしょう。人混みいとおそろしや。

窒息して気絶した人も、心肺蘇生で蘇生された人もいたようです。

心臓マッサージをすることで、物理的な肺の収縮も促し、多少の酸素の供給はできると言われています。そんな場所には絶対遭遇したくないですが、もしもそんなことが起こった場合には、一刻も早く窒息状態から解放して、息をしていないと思われる人には心臓マッサージをするしかないでしょう。

また、巻き込まれないようにするためには、桁はずれの人混みは避けるのが一番ですが、万が一のときには、自分の前で腕組みをするなどして胸郭が最低限膨らんで空気を取りこむことができるスペースを確保する、万が一倒れてしまったときには頭を守って丸くなる(胸のスペースも確保できる)、くらいでしょうか。

 

コロナで抑圧されていた人間の欲求が、こんなかたちで爆発し、そして悲しい事故が起こってしまったことが本当に悔しいです。まだこれから分かってくることがあると思うので、それを踏まえた上で今後このようなことが絶対起こらないような対策が必要ですね。

 

 

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