全然梅雨らしい天気がないまま、もう6月が終わるんですね!
6月から学校のプール授業が始まった人も多いと思いますが、初回は「地獄のシャワー」がトレンド入りしていましたが、今年は早々に地獄を脱して、うちの子たちもみんなプール授業を楽しみにしています。
ところでプールといえば、水いぼととびひなどの皮膚トラブルがあると悩ましいですね。
昔は水いぼもビート版を介してうつってしまうとかで、水いぼがあればプールを禁止されることも多かったですが、最近はラッシュガードなどで保護すれば大丈夫なところも増えてきました。もちろん赤く腫れあがって細菌感染があるような、傷があるような場合は無理ですが、水いぼは下手したら1-2年残っている子もいるので、ずっとプール入れないと可哀想です。
で、とびひのほうなんですが、とびひは以前にも記事にしたことがありますが、皮膚の細菌感染です。
これは、まだじゅくじゅくしていて活動性のある感染状態であると判断されれば、プールは禁止です。
この時期、とびひはよく虫刺されから広がったりもするのですが、虫刺されなのか、とびひになっているのか、判断が難しい場合があります。虫刺されのときはかゆみどめやひどい場合はステロイドを使うのですが、とびひはステロイドで悪化し抗菌薬が必要という間逆の病態なので、自己判断での治療はあまりおすすめできません。
ただ、両者を鑑別するときの目安としては、
・じゅくじゅくしているかどうか
が一番の目印になります。ただ、虫刺されも水疱ができることがあり、これを掻き壊すと一時的に滲出液が出たりはします。その他の目安として、私がいつも気を付けているのは、
・皮疹の大きさが大小バラバラ
・大きいものの周りに、子どもみたいな小さいのが増えている
・刺されてもいない場所(服の中など)にも広がってきている
・鼻まわりの水疱
このあたりに当てはまれば、とびひを疑っています。
また、とびひは親玉がどこかに存在します。どこともなく広がってきているときに、髪の毛の中をくまなく探したら、大きなじゅくじゅくかさぶたを発見する、なんてこともあるので、全身しっかり診察することが重要です。
夏の花火は、安いときにまとめ買いしておくとお得です。
おすすめ商品集めてみました!(これから増量予定)