従来の4種混合ワクチンとヒブワクチンが一緒になった5種混合ワクチンというものがあります。
欧米では、日本よりももっと多数の混合ワクチンが普及していて、
従来の3種混合ワクチン+B型肝炎ワクチン+ヒブワクチンの5種混合とか、
3種混合ワクチン+不活化ポリオワクチン(=日本の4種混合と同じ)+ヒブワクチンの5種混合とか、
日本の4種混合ワクチン+ヒブワクチン+B型肝炎ワクチンの6種混合ワクチンなど、
いろいろな種類のワクチンが開発され、すでに使用されています。
日本では、経口生ポリオがなくなって4種混合になったのもつい10年ほど前だと思いますが、やっと5種混合の声も聞こえてきました。
混合ワクチンのメリットはなんといっても、投与される子どもに、1回でも針を刺す回数を減らしてあげられることです。
2か月、3か月の子どもには、多くて4回の注射を毎月のように打たなければいけませんが、これは本人はそれだけ痛い思いをしますし、準備する医療機関のほうも大変です。
子どもの小さい腕に、2.5cmの間を空けて打たなければならず、本数が増えると太ももにまで注射することもあって、さすがに注射慣れしている小児科医でも気分が沈みます。
せめて、両腕に2本ずつくらいならまだ許容できるけど、そりゃ1本でも少ないほうがみんなハッピーですよね。
昔、おそらくたくさん針を刺すことに胸を痛めた小児科医が、既存のワクチンを勝手に混ぜて投与してニュースで報道されていましたが、やったらいけないこととはいえ、気持ちは理解できます。
ちなみにワクチンは基材や薬剤活性などの関係で混合できないものが多く、混合ワクチンの開発はとても難しいのと、値段も高くなる傾向にあるため、なかなか開発自体が進みません。
で、前置きだらけになりましたが、このたび日本でも5種混合ワクチンの治験が進んでいて、早ければ来年にでも発売になるような見通しのようです。
これに伴って、恐らく4種混合のワクチンたちも生後2か月から打てるようになると思われますが、大抵新しいワクチン導入時にはゴタゴタがつきものなので、果たしてどうなることやら・・・。
サンダルでお出かけしたい季節ですね♪
フットネイルは以前はネイリストさんにやってもらっていましたが、今は夜な夜なこれを付けています。上から透明ジェルでコーティングすれば長持ちします。
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