病院のお盆

夏休みも佳境に入り、世間はオリパラ一色。

緊急事態宣言やマンボウが入り乱れ、感染増加が収まらない中、お盆です。

病院にはお盆休みは全く存在しません。正月休みやGWは、まがりなりにも少し外来閉じたりとか、休日があったりとかで出勤日数が多少減りますが、お盆に関しては、例年まったくの平常運転です。

世間の、ちゃんとした会社は基本的にはお盆休みがあり、そこで帰省したり、旅行にいったりするものと聞いていますが、残念ながら小さい頃からずっと、私の両親の含めてあまりその恩恵に預かれたことがありません。

むしろ、お盆は上の先生方が家族行事などでお休みを希望される可能性が高く、自分は留守番で代診をしたりしていつもより忙しい時期になります。外来だけでなく予約外来も空けているので、予約を取る際に「８月１３日なんかも空いていますよ♪」なんて言っても、「え！お盆も病院ってやってるんですか！」って言われたりして、「あ、そういえばお盆ってふつうお休みなんだっけ」って思いだしたりします。

田舎ではお盆は道も空いているので、通勤も楽だし、快適なので、悪いもんではないです♪

お盆周辺は例年、帰省してきた馴染みのない外来患者さんが増えます。

でも、去年も多くなかったし、２度目のコロナ禍のお盆も、静かに終わりそうですね。

こういうときには熱や病気で坐薬忘れたので～っていうような受診が多いので、ぜひとも貴重な時間を使われることのないよう、常備薬は帰省先に持っていってくださいね。