子供の病気は、だいたいタイミングが悪いときに起こるもので、外来の決まった時間内に受診が難しいことは重々承知した上で、記事を書きます。

 

多くの病院が朝8時半くらいから12時前後までという区切りで午前外来の受付を行っていると思いますが、前日から発熱したり咳をしていたりして病院を受診しようと思っているとして、みなさんはだいたい何時を目指して受診をされますか?

もちろん、上の子を送りだしたりするタイミングや、他の用事などの都合もあると思いますが、お勧めはやっぱり「朝一番」です。

待ち時間もたいがい少ない(殺到することもあるけど。。。)し、朝一番は医師の頭も一番クリアですし、診察も丁寧です。途中ぽっかり穴が空いたように外来に隙間時間ができることもありますし、その時間に来られた人はラッキーだと思いますが、いつもあるわけでもありません。

 

逆に一番お勧めでないのが、「受付終了間際」。

一般的に外来に出ている医師は、午後からは病棟の入院患者さんの処置をしたり、検査をしたり手術をしたりと予定がぎっちりつまっています。外勤医師は自分の病院に帰ってしまったりもします。

なので、ギリギリに来られると医師はどうしても午後からの仕事を意識して、検査のハードルをあげがちになりますし、「できれば明日に回したい」という心理が働き、「とりあえず受け流す診療」をしてしまいがちになります。

 

例えば、朝一番で来てくれてからまぁ血液検査もするんだけど、ギリギリの時間だし検査したら結果でるの午後にずれ込むし、今日は様子観察だけにして検査は明日にしよ。っていう心理になるわけです。

医者も人間だし休憩も欲しいし、そうじゃないと、午後から他の患者さんに迷惑がかかったり、他の医師に仕事のしわ寄せがいったりしますからね。

あってはならないことですが、人によってはギリギリに来られると不機嫌になったり、明らかに雑になったりする人もいるようです。特に時間にシビアな大人科の先生方は、「朝からしんどかったんやったらなぜ早く来なかった。それか、さっきしんどくなったんなら明日まで待てばいい。」という考え方だし、午後から忙しいときにはもちろん誰か他の人に引き継いだりするのですが、引き継ぎがあるとどうしても流れが滞ってしまったり、二度手間になってしまったり、検査・診断が消極的になってしまったりするものです。

 

ちょっと文献が見つからないのですが、確か外科系の論文で、緊急手術をする時間帯別の予後を検討したものがあって、一番予後が悪いのが「金曜日の夕方」という結果で、妙に納得したことがあります。

そりゃみんな早く帰りたいですし、土日に仕事がずれ込むのは嫌ですので、手元も狂ってしまいがちになるんでしょうか。

私もはよ帰ってお迎えいかねば!!っていう日にギリギリで急患が来たとか、夜中に呼び出されて点滴とるときとかは、どうしても平常心で臨むときよりも点滴の成功率が下がりますので。。

 

なので、あくまで待てるのならば、ですが、ギリギリに駆け込むより、経過をみて翌日に受診することをお勧めいたします。

もちろん、緊急時はこの限りではありません。その辺は、診察のときにしっかり区別できるので、ご安心を。

 

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