小児科医に必須な能力ってなんだと思いますか?

 

小児科という科の特性には、子供という名のつく人全員が対象であるために、全身の病気を診なければいけないということがあります。

内科疾患だけでなく外科疾患、皮膚や眼、耳などのいわゆるマイナー疾患、筋骨格疾患、血液腫瘍、固形腫瘍、脳関連、ある程度の精神疾患、発達、その他もろもろ。

もちろん一番多いのは内科的疾患なので、「小児科は内科のようなもんだ」という小児科医もいますが、内科とひとくちに言っても、大人であれば消化器でひとつの専門科であり、その他循環器、内分泌、神経内科、呼吸器科、膠原病科・・・とありますが、全部ひっくるめて小児科。

 

大人でいう「総合診療科」のような立ち位置にあります。

 

鑑別疾患も多岐に渡り、そこが面白いところでもあり、難しいところでもあるのですが、なにぶん領域が広すぎるので、自分の科だけで事が片付かないことも多々あります。

例えば、潰瘍性大腸炎、と当たりを付けてみても、子供の内視鏡は通常の小児科ではできないため、消化器科との連携が必要になりますし、脳腫瘍や固形腫瘍を見つけても、小児科では手術ができないため、脳外科や小児外科、または外科にお願いしなければいけません。

なので、ある程度以上の規模の総合病院で働く小児科医に必要なスキルは、他科との連携のための「コミュニケーション能力」だと思います。

いい小児科医ほど、小児科としての限界も知っていて、他科とのパイプもしっかりしていて、難病であっても大人の専門科としっかり連携して患者さんに最善の道を導き出すことができると思います。

 

もちろん、親御さんたちの心配事や要望を察知する「コミュニケーション能力」はめっちゃ問われるのは言わずもがなだと思っていますが、ある程度欠落していても外来をしている人は見かけますね・・(笑)

 

まだ子供に携帯を持たせていないのですが、時計は必要ですね。

このシリーズかわいいですが、ポケモンのん見つけました。

そういや、みなさん、携帯って何歳から持たせていますか?おすすめ機種も併せて教えてください!

 

 

 

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