6月のこの季節はまさに食中毒の季節。

屋外でのBBQの機会も増えている今、O-157の感染もちらほら聞かれるようになりました。

 

*O-157感染についてはこちら

 

2年前の記事ですが、なんか今と違って初々しいブログですね(笑)

 

食中毒ですが、大腸菌以外にも有名なものがいくつかあります。

 

・サルモネラ

鶏卵などについているサルモネラ菌が引き起こす食中毒は、だいたい潜伏期間が2-3日、時折高熱を伴い、非常に強い腹痛と、ときには血便を来しやすい疾患です。発症したときにはもうすでにあまりお薬は効かないと言われていますが、キノロン系あるいはアモキシシリン、ホスホマイシン系と言われるお薬が処方される場合もあります。(キノロン系は小さい子は不可)。だいたい一週間ほどで自然に改善する場合が多いですが、時折重症化します。

 

・カンピロバクター

こちらは、生の鶏肉や牛肉、ときに生乳に生息している細菌で、まな板を介しての感染もよく起こります。潜伏期間はやや長くて5日から一週間程度。嘔気や嘔吐、下痢、強い腹痛が主訴で、他の食中毒と大きく変わることはありませんが、血便が出ることも多いです。また、カンピロバクター感染の後に、手足が次第に動かなくなるギランバレー症候群を発症することも報告されています。

こちらも抗菌薬はあまり効きませんが、しいて言うならマクロライド系か、キノロン系と呼ばれる抗菌薬が有効である場合もあります。

 

・ビブリオ

15度以上の海水に生息しているビブリオという細菌によって引き起こされる食中毒もあります。水温が高めの海水中に生息する魚に付着しやすく、その後調理までに増殖したものを加熱が不完全なまま摂取してしまうと発症します。潜伏期間は比較的短く、8時間程度から丸一日程度で発症、激しい腹痛、下痢・嘔吐・発熱などを引き起こしますが、症状はそれほど重篤になりにくく、一般的には対症療法で数日で改善します。

 

食中毒予防の大原則は、

手(調理器具も含め)洗い・低温保存の徹底、中までしっかり加熱 の3つです。

特に子供では食中毒は重症化しやすいので、注意しましょう。

 

ブラックが出てる!(><)

これは本当に便利です。置き場所が確保できるなら、働くママさんは全員買っても損はしないと思っています。

 

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