日に日に日差しがつよくなってきています。
私自身が子供の頃は、日焼けしてなんぼ!というような感じでしたが、オゾンホール全開のこの時代、当然ですがそんな考えはもうできません。
子供の日焼け止めのお話は書いたことがありますが、事実、子供たちのお肌は大人よりもずっと紫外線を通しやすく、肌トラブルの元になります。
紫外線は表皮の下、真皮まで届き、そこで細胞分裂する遺伝子の複製に影響を及ぼします。
シミやホクロなどが増える原因にもなりますが、ひどければ、発がんの原因となり、メラノーマという皮膚がんなどを引き起こします。そして紫外線の影響は、細胞分裂がさかんな、幼少期に最も強いとも言われています。(もちろん蓄積も大きな問題ですが)。そして皮膚への紫外線の吸収を遅らせるのが日焼け止め外用剤の役割です。
そして、数年?もっと?前から、飲む日焼け止めがたくさん商品化されてくるようになりました。
この飲む日焼け止めは、紫外線による肌のダメージを最小限にするための成分が凝縮されたサプリメントの一種で、大抵は日焼けするであろうそのときの、30分くらい前に飲むことが推奨されます。
効果持続時間はそれぞれの商品で異なりますが、だいたい4時間程度から、半日程度効くものまでそれぞれです。
私はもともと地黒でめっちゃ紫外線吸収率がいいので、キャンプや運動会のときはいつもこれを飲んでいます。
もともと赤くなったりもせずすぐ真っ黒になるタイプですが、確かにこれを飲みだしてから夏の終わりの日焼けはかなりまし。
基本的に、飲む日焼け止めはサプリなので、皮膚科の友達によれば子供でも使えるよ~とのこと。
上記も含めて多くの飲む日焼け止めはカプセル型が多く、子供は飲みにくいものでしたが、タブレット型なら多少不味くてもかみつぶしてでも服用が可能です。
小児科ではだいたい35kg以上は大人と同じお薬の用法容量なので、20kgくらいなら大人の半分、みたいな感じでいいと思います。それ以下の子供はちょっと飲みづらいかもだけど、だいたい4-5歳くらいから服用自体はOKなのだとか。
毎日毎日塗るのが大変なのと、アトピーっ子はさらに塗ることでの皮膚への影響や洗い流したりするときの刺激が気になるので、飲む方を検討してもいいかもしれません。