育児をしていく上で、もはや必須と言えるのが、ママ友との情報交換です。
0歳児の赤ちゃんを育てているママなら、同月齢か1-2か月くらい年上の子を持つママ友は、同じ悩みを抱えていたり、よいお手本になったりします。
保育園や幼稚園に通わせているママ友からは、園の情報を得られるでしょうし、子供を一緒に遊ばせたりもできます。
小学校以降になれば、学校のクラスの様子、塾などの習い事の情報、PTAのことや受験の情報なども聞けたりします。
私も一人目の育児のときは、しゃかりきに外に出ました。
それまでは仕事をして社会と繋がっていたのに、急につながりを絶たれたような感じ。
一日中、大人と話さず、当然ながら赤ちゃんからも有効は言語は帰ってこない。
一日が過ぎるのが早いような、でも、ずっと家にいるとまだ昼か、と思ったりすることも。
というわけで、赤ちゃんがそれなりの月齢に達したら、ベビーマッサージなどのイベントや、離乳食教室、子連れ向けのセミナー講座などに顔を出すようになりました。
二人目のときは、上の子優先になり、なかなか輪を広げにくかったですが、産院で同時期に入院になった人達と仲良くなりました。
眠れない時期には、夜中にラインをしてみたら、意外にみんな起きていたり、私以外は一人目でしたが、それぞれ育児以外にもいろんな情報を持っていて、集まるごとに刺激を与えられ、頑張ろう!って思いました。
三人目のときは残念ながら、手一杯でそんな余裕はありませんでしたが(笑)
今地元で仲良くさせてもらっているのは、一人目を育てているときに市町村単位でやっている離乳食教室でできた友達から広がった輪。
ちょうど月齢も近かったこともあり、ランチをしながら、子供を遊ばせながら、たくさん時間を一緒に過ごしました。
二人目、三人目もほぼ同時期で、長いお付き合いをさせてもらっています。
友達を作るのが得意でない人もいると思います。
せっかくできたお友達とトラブルになってしまうこともよく耳にしますが、、
(そこはうまいことバランスを取って、いい友達を選択し、深入りしすぎたり、自分がしんどくなってしまわないようにする必要があります)
それでも、一人でも、同じくらいの年齢・月齢の子供を持つ友達がいると、世界が広がり、育児中の孤独感も薄らぎます。
旦那でも、自分の母親でもない存在に助けられることもあると思うのです。
そうして、不安だったりストレスだったりを少しでも発散できたら、育児に苦しむお母さんや、お母さんとともに苦しむ子供が減ってくれるのではないかなぁと思ったりします。
そして、それが難しい場合は、ささいなことを理由にしても小児科を受診してみてもいいと思います。
そんなお母さんを少しでも救ってあげられたら、と外来をしています。
ありがたいことに、「先生としゃべるといつもほっとするわ」と言って笑顔で帰っていかれるお母さんたちもいてくれます。
こんなことで、と思わずに、不安なことがあれば、予防接種のついででも、いつでも小児科医に聞いてみてください。
(そして、そこで嫌な顔をする小児科はやめてください。)
ちなみに初対面で自分が医者であるというとなぜか確実に引かれるので、ある程度仲良くなってから伝えるようにしていますが、
「えーー!ぜんっぜん見えへん!」「そんなに抜けてるのに大丈夫??」とみなさんに一様にびっくりされます。
ワタシソンナニヌケテルノカナ?