思い返しては泣く。会いたい。 | 日々上等!

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再婚した時は55歳だった
とらちゃんは62歳になりました。私は多発性嚢胞腎、多発性肝嚢胞、橋本病、冠攣縮性狭心症、神経痛などでヨロヨロ。
2人で力を合わせて生きていくはずだったのに。とらちゃんは私を残して逝ってしまいました。2024.4.2

私は会社のストレスチェックで
『高ストレス状態』と診断される程
参っていました。
身体も肝臓の肥大がひどく
あまり食べられなくなり
痛みで辛かった。

ちょうど2月末で
派遣先のお仕事が縮小され
私の契約も終わった。

体調は良くはないけれど
早くお仕事を探さなきゃと
焦っていた3月。

そして
4月2日からのお仕事が決まって

あの朝が来る。

『今日からの仕事は行かなくていいよ』
『扶養になったのだし文太のそばにいて』

私が働き出してからずっと
私のお仕事について
そんな事を
言った事なかったのに。

普段なら意地を張って
だって、、と理屈を
並べるはずの私は
何故だかあの日の朝は
涙が溢れて
とらちゃんに抱きついた。

『大丈夫だから
ちゃんと断るんだよ』
そう言ってギュッとして
出掛けて行ったのに。

とらちゃんからの電話が
鳴った時
「お家にいるのか確認かな?」
「ひよっとしてお休みにしたのかな?」
と思った私。

苦しむとらちゃんの
振り絞るような声。

あの声が最後になるなんて。

今になれば
私、なんでタクシーを
使わなかったのだろう。

だって元気になると
まさかそんな、、、ね。

まだ受け入れられない。
ダメなんです。
一緒にいたい。