昨日は小6サリーの帰宅が遅かった。


私「今日遅かったね!」

サリー「みんなで話し合ってたから。」

私「何を?」

サリー
「大縄で上手く飛べない子がいて、その子に他の子が注意をしたんだけどさ。
その子が言い訳するんだよ!(笑)」






私「へえ、そうなんだ。
  飛べない子も中にはいるよねぇ。
  集まろうって言ったのは、〇〇ちゃん?」
〇〇ちゃんはいつも意見を強く言う子。



サリー
「そうだよー、〇〇は大縄実行委員だから。
 私もだけど。しかも私、委員長(笑)。」



私「おーい!委員長かーい!」





どうやら話を聞くと、



A君は大縄を飛ぶときに、後ろに並んでいる子にとって迷惑な位置にいつもいるという。


後ろの子はスムーズに飛べなくて、
それがクラス記録更新のブレーキとなっていると〇〇や他の子は言っているらしい。



そこで〇〇は「みんな集まって!」と、
先生が退室した放課後にクラスの人数もまばらな所で集合をかけ、この話をA君に突きつけたらしい。


〇〇は
「ちゃんと距離を詰めて後ろの子の迷惑にならないように飛んでよね!」
と言う。


A君は
「大縄を飛ぶときの距離感がうまくつかめないんだよ!仕方がないじゃないか!」というようなことを言ったそうだ。


サリーはその様子をただ見ていたらしい。
そして話し合い、というよりは言いたい子が意見をぶつけて終わったようだ。





私は、思ったことをサリーに伝えた。

「A君はきっと、後ろの子に迷惑をかける気なんか微塵もないんだよね、
でも運動神経が悪いから(失礼)そこは今すぐどうにかなるというのは難しいんじゃないかなぁ。

距離感がうまくつかめないのは、訓練でどうにかなる時もあるれど、そういったタイプの子は、上手く掴めるまでに時間がかかると思う。

〇〇は運動神経がいいから、できない子の気持ちが分からない所もあるのかも知れないね。」



サリー
「距離感がつかめない!?・・・そうかぁ、、
 u&iみたいな感じかなぁ。



私は実は
軽度フェイスブラインド(相貌失認)です。
相貌失認(そうぼうしつにん、Prosopagnosia)とは、脳障害による失認の一種で、特に「顔を見てもその表情の識別が出来ず、誰の顔か解らず、もって個人の識別が出来なくなる症状」を指す。 俗に失顔症とも呼ばれる。 


数字(ページ数や、仕事では店舗の商品在庫数をサイズ毎に個数の出入り含め把握)等は記憶しやすいし、絶対音感があったりするのですが(音に色を感じる共感覚もある)、


どうにも人の顔と名前だけは
全然覚えられない!!!!!

ハジメマシテー!を初めてじゃない人に何回したことあるか!!!



これを覚えろっ!!と言われても、
無理です。
努力はしてるんです。
無理なんです!


子どもたちにもこの事は伝えているので、
「私に人の顔をもっと認識しろー!って言っても無理じゃん?
それと同じでA君にすぐに距離を詰めろって言っても、体が思うようには動かなくて難しいんじゃないかなぁ。」



これが一番ピンときたようです。



サリー「そうかぁ、、」



「だから〇〇は、出来ないことを今すぐできるようになれ!という伝え方は、少し考えたら良かったかもね。

解決法を探したかったら、相手にまずできない理由を聞いた方が良いのかもと私は思うよ。


A君も、仕方がない!って意地みたいなものを張らないで、素直に頑張る気持ちを伝えたら、クラスの雰囲気は変わってくるかもね。
でもそんなこと言われたら意地を張りたくもなるよね、ワカルヨ。
あとは、目的は何かをハッキリさせる。
そしたら、今の目的は、その子の距離を詰める、ではなくなるかもね!」



サリー
「そうかぁ、、」


私「でもね、
大人でもこの相手に聞く
そして解決へと話を進めるという事ができる人は、なかなかいないんだよ。
だから、キックの幼稚園では謝恩会が禁止になってしまったのだよ(T_T)
でもさ、サリーならできるんじゃない?」




サリー「苦笑」






サリーは、人と違った視点を持っていると私は思っている。


特に違うのは、寛容さだ。

人との違いを、すんなりと受け止める。

あとは勇気。

伝える勇気。

今戦うだけの価値は、ある。

はずる楽しすぎる!
デザインがたまらない!!!