私はやる!



私の自己主張の問題点が
明確に浮き彫りになった3ヶ月前。
そこからたくさんの本を読んで、
アサーティブの講座に参加させてもらい、
たくさんのことを紙に書いて
それについて自分で深く考えたり、


自己をある意味追い詰めて
この時を待った。





パディの担任との個人面談。





どんな反応が来ても、

私はやる。



対等に

客観的に

勝ち負けではない交渉を。

絶対に感情には反応しない。

論点は戻す。

目的に沿う。

そして解決策を見出す。




心構えをして話し合いの壇上に立つ。








以前の話し合いでは、
全く取り付く島もなく、

感情を爆発させた相手を前に 
困り果てて、
うまく思うことを伝えられず、


何をしに行ったのか
全く成果を感じないどころか


負けた。

そう感じた話し合いだった。






今回はどうなるか。





話し合いが終わって感じたことは、


交渉に勝ってしまったような
気がした。



相手は、

『私はいつも怒られている気分になる』
とか
『私がそんな指導だと思われていたなんてショックです。』
と伝えてきた。



私はそんなふうに
相手に思わせてしまったなんて、
私の伝え方が悪かったか、
と直ぐ様思ってしまった。

だけど、
そう思うのは相手の自由、相手の問題、
そこまでの責任は背負わないと思い直し、
『いえ、思ってません、
確認が取りたかっただけです。』
と伝えた。



私は話し合いの最中、
論点はたぶんブレなかったはず。


だけど………



相手がそう思ったことに関して、
一旦気持ちを受け止められなかった。




あなたはそう思ったんですね。
(私はそんなつもりはありませんよ、そういうことをお話したいのではなくて…)

この一言を言う
余裕がなかった。



 
私は自分の意見をしっかり自己主張できた。
そして、相手の言い分を否定こそはしなかったが、


相手はきっと


自分の話は聞いてくれていない。


そう感じたかもしれない。



相手に感じたのは、



この人も私と同じでコミュニケーションを
しっかり取る方法を知らず、
また知らなかった、
やってこなかったのだろう。



意見される=人格批判



そう捉えているような気がする。



そしてまた、
相手はその問題についてのみを
客観視する行動を取る様子はなかった。



わたしは、解決策を共に考えたい、
という方向へ
相手をうまく導けなかった。




先に交渉に勝ってしまったような気がした
と書いたが、
交渉なんかうまくできてはいない。
相手との相互理解が取れたとはあまり感じていないから。


ただ、なんか、


なんとも言えない嫌な気分、


どんよりしてそれでいてスパイシーな、
そんな空気を吸っているよう。



勝ったような=打ち負かしてやったような気持ち
この部分に問題があるのだろうな。





こんな話をサリーにしてみたら、

『ママ、後悔ばかりじゃん。』




後悔か、、、



いや、


『いや、反省だ!
次回はもっとうまくできる!
そのための反省だ!』


そうだ!


私は今まで自己主張をしっかりやってこなかった。
だけれど、相手の批判もせず、
客観視して感じたことを相手に伝えたじゃないか!
相手の気持ちに飲み込まれることもなかったじゃないか!
相手と確認作業もしたじゃないか!
今までやってこなかったこと、
未来に存在もしない不安を感じて
できなかった事をやったじゃないか!


一度でうまくいきっこないことだってわかっていたじゃないか!
それにしては上出来だ!


この3ヶ月間、この短い間で
こんなに自分を変えようとした経験はない。
こんなにたくさんの感情や新しいことに触れたことはない。



今できる精一杯のことをした。




そうだ、

今はそれでいい。



やらなかった自分から一歩踏み出せた。


相手がとう思うかはわからない。


それでも


伝えた意味は


私の中ではとても大きい。









小休止。
キックさん、
斬新ですね。