<益子祇園祭は10日間 引き籠りの日々 16 民鉄関東(過密編) >
栃木県道289号線の罠
以前ちょろっと紹介した栃木県道289号線。大規模自転車道路です。
この道は私が見た範囲では堤防上の川裏側にあって、川表側の半分は国交省の河川管理用通路です。
ところが、上三川町の東蓼沼においては双方の道が合わさってしまって
ちょいと行くと入れ替わってしまいます。
で、やはり自転車道ではない方が走りやすいので左へ進んでしまうと
あらら~。
自転車道は河川敷へ、一方は川裏一般道へと別れ別れ~。
堤防上に道はありません。
う~む。罠にはまったか。まぁ、来ちまったものはしゃーない、とそのまま進めばすぐに鬼怒川へと向かう道が分かれる交差点。
そこを右へとハンドルを切れば、目の前には堤防。
がプッツン。
その先には谷川という小さな川が流れています。
その橋を渡ってちょい進めばそこには堤防がドン。
先程別れた県道289号線がニョロリと現れて堤防上へと登っていきます。
いままで辿って来た堤防は先ほどブツリと切れていたので、ではこの堤防はいったい?と少し戻ってみれば
河川敷の中でいきなり始まっていました。
んで、県道をたどって堤防に登ればすぐに北関東道路の鬼怒川橋を潜ります。
立派な橋だなー。これならちっとやそっとの大水でも安心だわなー。と思っていたらふと、でもこの堤防すれすれくらいまで水が来たらさっきの堤防の切れ目から水が流れ出ちゃうんじゃないの?
とか、鬼怒川と谷川の合流点はどこなんだろう、なんて考えていたら県道193号線宮岡橋の手前で分岐点。
道の雰囲気とヘキサ位置が前回紹介したのと同じとすれば左の道が県道なのだろうけど、そのまま進むと絶え間なく車が行きかう県道193号線と平面交差してしまいます。
これは右の道が宮岡橋の下をくぐる抜け道に違いない、と進んでみれば、
鬼怒川ドン。罠その2にはまった~。
仕方なく戻って、県道を進むとすぐにまた分岐。
左へ進めば立派なカルバートで県道193号線をくぐれそうだけど、そのまま田んぼ道になっちゃって堤防天端に戻ってこられないという罠かもしれないぞ。
てな訳で戒めを右下に見ながら進めば
またしても分岐。
これは間違いないよね。罠その4じゃないよね。
はい。正解。
ちなみに罠その3と疑われた道でも大丈夫でしたね。逆トラップ?
たぶんそっちは国交省の黄色いパトカーが通る道なのでしょう。
で、ここで県道289号線はまた堤防天端の川裏側に移るのですが、実はここに旧道(現役?)が存在しています。
その道は河川敷へ降りることなく天端を進んでいきます。
自転車のおじさんが通っているその右側、草生している所!
かつてはふたつの県道は平面交差だったのでしょう。
いや、今でもそうで、アンダーパスの部分は県道ではないのかもしれません。
でもそれはすっかり忘れ去られてしまっているようです。
あれっ?やっぱり通っちゃいけない廃道なのかな?
「この道路は自転車専用道路の為、車両の通行を禁止する」って自転車も車両なんスけど……。
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