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真岡鐡道SLフェスタ

 投稿日時2012/11/25(日) 午前 5:43  書庫鉄道雑記  カテゴリー鉄道、列車


先週の11月18日に真岡鐡道真岡駅において真岡鐡道SLフェスタが行われました。
まぁ、正直言ってこの手のイベントはさほど好きではないのでよほど気になるものが無ければ行きません。
で、あったんですよね。今回は。気になるイベントが。

最初は早い時間から列車に4駅ほど乗って行こうと思っていたのですが、もろもろの都合で車で行く事になり、到着したのが11時頃。この程度のイベントだから近所の親子連れがポチポチ来ているくらいかなー、と思っていたら、ベイシア跡地の広い臨時駐車場がいっぱい。他県ナンバーがゾロゾロ。
みんなもの好きだねー。(私もその一人)
少し歩かされて駅へたどり着いてみればちょうどSLが到着するところ。ホームはそちらにカメラを向ける人でいっぱい。
という事は好機。今ならあれはガラガラだ。
そこで、シュゴーと入って来たSLに目もくれずに(いや、しっかり見ながら)スタスタと本命に。
本命とはスハフ44-25内部プレ公開。

スハフ44-25

停められていたのは搬入された時と同じ場所でホームは無く脚立が固定されていてそこから乗降するようになっていました。
なので下りホームから全体の写真を撮るのにはうってつけなのですが、反対側はナントカ館の建設が始まっていて写真は取れなくなっていました。
でも今回はそんな事関係無し。重要なのは中身です。
なにせカフェ化されて中がどうなってしまうか解りませんから。
もしかするとオリジナルな車内を体験できるのはこれが最後かもしれません。

思惑通り車内はガラガラ。(その後もそんなに混まなかったですが(笑))バシャバャと撮りまくっている鉄がいるくらい。
27年前はどこに座ったんだっけなー、多分この辺かなー、という席にまずはどっぷりと座ります。
あーこの雰囲気。この感触。懐かしい。
目をつぶれば北海道の明けきらぬ車窓の手前のガラス窓に映る自分を思い出し、目を開ければ当時と変わらぬ窓ガラスに映るずいぶんと変わってしまった自分。(涙)
おもわず二重窓をガタン・シャカチと開けて、それから足を延ばして窓際に頬杖をついてそのままボ~っと1時間くらい座っちゃいました。

無論写真もいっぱい撮りましたよー。
でもね、昨今あちこちにUPされている様なJNRマークが付いた扇風機とか灰皿とか栓抜きとか網棚とか。
だからここに載せなくてもいいですよね。

入れ替わり立ち替わり見学者が来ましたが、無論私みたいに長時間ボケッと座っている様な人はいませんでした。
でも感想を口にする人は多かったですね。
うわー天井高い。
うわー懐かしい。
うわーぼろっちい。
いづれもウンウンとうなづける物なのですが、懐かしいと声を上げる人の中にどう見ても実際に乗った事は無いだろうという若い人が多くいたのは不思議でした。
この車両には乗った事が無くても懐かしいと言わさせる魔力というか魅力があるのでしょう。
人の心に訴える何かがあるのは確かです。

ずっと乗っていたかったのですが、そうもいかないので無い後ろ髪を引かれつつスハフ44-25を後にしました。
ついでに駅前に寄ってみたらあちこちの第三セクター鉄道のブースがあってグッズなどを販売していました。
まぁ、少しでも収入を得たいというのは解りますけどDSK48じゃないんだから(実際には何社あるんだろう)、廃棄部品販売なんかの方が好感が持てるなー。

ついでのついでに駅ビル最上階の展望デッキにも行ってみました。
工事、やってますね。
真岡駅は放置された車両や線路が何処となく国鉄を感じさせるものなのですが、大きく変わってしまうんだろうな。
でも、これらの車両がしっかりと保存されるのなら良しとしましょう。
スハフ44-25があまりひどくいじらない事を願います。

真岡駅
ところで車内はてっきり飲食禁止だと思っていたけど、お昼になったら多くの人が弁当を広げていました。
食べてもよかったのですね。
列車で行ってれば一杯やれたのに。残念。

 コメント(2)

 

 

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nice  
2012/11/25(日) 午前 8:24 [ jcj2oo24bbz46z23 ]
 
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jcj2oo24bbz46z23さん、
ありがとうございます  
2012/11/25(日) 午前 10:53  NEKOTETU