おつかれさまです。猫山田の週報です。
今ではすべてがデジタルでできる便利な時代となりました。しかし、当然昔はぜんぶアナログでした。
そこで、せっかく覚えたのに今となっては使い道がないという猫山田の特技を紹介したいと思います。
なぜかランキング形式ですが
第3位 8ミリフィルムの編集
8ミリフィルムってのがそもそもなんだかわからない方も多いと思いますが、ビデオカメラが登場する前はフィルムだったのでした。
こちらは撮影したフィルムを切ってテープでつなぐという物理的な作業になります。テープが音のトラックにかぶると(フィルムの端っこは音を録音できる磁性体になってます)、上映時にブツブツ音が入るので注意です。
ちなみに、私にとっても8ミリフィルムってすでにかなり過去のものでしたが(一応言っておきますがw)、大学で映画研究会というものに入っていたのであえて時代的に入手の難しかった8ミリカメラとフィルムを使っていたのでした。そういえば徹夜明けに海岸で爆竹で作った人形を爆発させた「爆発五郎」って映画作ったの思い出しました(笑)。
第2位 白黒写真の現像
高校のとき写真部だったのですが、あえて白黒写真を撮っていました(カラー写真は現像のために必要なコストと技術が大変なのですよw)。
フィルムの現像から印画紙への焼き付けまで。光にちょっとでも触れるとアウトなので、夜に押し入れでフィルム現像したり、写真部の赤外線の赤い照明とかがなつかしいです。(白黒印画紙は赤い光には反応しないので、現像室は赤い照明なのでした)。こっそりタバコ吸ったりとかして、部室の換気扇から煙が出てたとかありました(笑)。
第1位 オーディオテープの編集
これ、実は新卒で入った会社で音関連の制作をしていたので、仕事でやっていました。これまた手動でオープンリールのテープを回し、「ここだ!」というポイントをカッターで切り、テープでつなげます。(もちろんそれ専用の機材はありますが、基本手作業です)
今でこそデジタルで「こっちのこの音をコピーしてここに入れて」みたいな編集をしますが、当時これをインタビューの音声でアナログ(手動)でやらされた先輩がいてお気の毒でしたw(クライアントが素人だと、えてしてこのような理不尽なディレクションになります)
私もまあ、音も映像もPCで作ることをここ数年で覚えることができましたが、昔はこんなこともやってました、ということで。
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最新作はこちらです。(もちろんデジタルで作りましたw)
「この街に吹く風」
歌:初音ミク
イラスト:エミさん
作詞作曲編曲/動画:猫山田プロジェクト
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38048345
YouTubeはこちらです。
https://youtu.be/HrrK9ja96vE