名古屋の暑さもようやく落ち着いてきた9月某日、木下大サーカスを観てきた。
名古屋市中区の白川公園内にある特設会場で開催中(2025年7月13日~10月27日まで)。
サーカスの会場といえば大きなテント。パンフレットの情報によるとテントはフェラーリ製、70人・4日がかりで完成するのだとか。
テント内には内側から支える支柱がそびえ立っており(おそらく12か所)、どうやってこのテントが支えられているのか、その構造が気になって仕方ない。
外から見ても大きなテントだが、中も広々としていて、空調も快適。天井は濃い青色で、まるで夜空の下でサーカスを観ているような雰囲気。
座席は「ロイヤルブルー」というブロックの4列目だった。距離的にはよく見える。前の座席と段差が20~30センチはあったので、前の人が邪魔になることはまずないだろう。
後方席でも十分楽しめると思うが、後ろに行くにつれステージを眺める視点が高くなるので、高さの迫力を感じるには前方席がよいと思う。
リングサイド席(ステージが目の前の座席)以外は、どうしても支柱が視界に入り込む。サーカスのテントならではの席選びの難しさがあった。
次の機会があれば、頑張ってリングサイド席を取りたい!
この日はほぼ満席、演者さんたちも煽り上手なので、会場内は盛り上がって大変賑やか。小さなお子さんもたくさん見かけた。基本的に場内は賑やかなので、多少はしゃいでもどうということはない。
途中入退席を見かけたが、会場スタッフの案内やタイミングが非常に手慣れている。彼/彼女らは団員さんなんだろうか。
第一部と第二部の間に約20分の休憩があり、パンフレット(1000円)やグッズ(光るうちわ500円←子供たちに人気)を販売する売り子さんたちが客席まで来てくれる。
森永製菓がスポンサーなので、チョコモナカジャンボも売りに来る。200円という良心的なお値段。
さて、肝心のサーカス本番について。
大昔に見たサーカスの記憶よりショーアップされている気がしたが、デジタル演出のような派手な仕掛けは一切ない。照明と音響のみで、あとはひたすら肉体と技で魅せるガチンコ真剣勝負。
例えば、高い台の上にさらにイスを積み上げ、ギリギリのバランスを保つその上で倒立をするという演目があった(七丁梯子)。ギミックの余地などなく、腕力とバランスとメンタルのみで成り立っていると言っても過言ではないと思う。ちなみにこの日の公演ではこの演目でのみ命綱があった。
地元のテレビ番組でも紹介されていた「空中大車輪」は、映像で見る以上に高さとスピード感があり、ハラハラドキドキ。
空中ブランコあり、絶対にタネがあると分かっているのに結局驚くしかないイリュージョンあり、畳み掛けるように沢山の演目がもりだくさん。
生で見るサーカスの迫力は格別で、改めて、ライブパフォーマンスの楽しさを実感した二時間だった。
おわり。




