何度も推敲で未完 | ねこもふ

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誰がジョバンニで 誰がカムパネラで 誰がクラムボンかーwwww

とか冗談絡めて思ってたが

まさかの哉中ちゃんがクラムボンでした

 

当初から役名が決まっていたのは

カケル 高橋大輔 

トキオ 小野田龍之介

この二人が中心にお話が展開するんだなと思っていた

思春期のジョバンニとカムパネラを青年に置き換えての

二人の距離感や心象などデリケートで複雑な関係をどう描くのか楽しみにしてましたが

「50個くらい改定した」という前置き付きでの初出のあらすじを

4月26日亜門さんのインスタで読んだときに

「なんじゃこりゃーーーーーー」ってのが最初の印象

まさかの「タッチ」か オリキャラぶっこみか 昨今オリキャラは嫌われるぞ

恋愛ものじゃない作品に恋愛ぶっこむのはホント嫌われるぞ

プリマを夢見て病気でその夢かなわず早世するとか70年代の少女漫画かーー

銀河鉄道に乗る前の展開はまさに痴話喧嘩の小劇場の学生演劇か

宮本亜門これでいいのか?と思ってしまった

(哉中ちゃんの役は名前無かったから衣装から鷺かそれとも途中から乗ってくる女の子かと思ってた)

 

始めて銀河鉄道の夜を読んだのは小学生の頃この時は深入りせずに読み終えた

大人になってそして最近もう一度読んで解釈に困ってしまう作品

なので多くの方が2次創作のような形で色々な解釈で作品の読み解きに挑んでますが

このアイスショーも「モチーフ」という形でどんな解釈で作品が作られるか

楽しみだったんだけどモチーフは銀河鉄道で旅に出るだけなのかな?

「なんじゃこりゃ」だな今のところ

 

銀河鉄道の夜は大箱アイスショー向きではないなとは思ってた

列車に乗る前のエピソードは軽く流して銀河鉄道でのファンタジーな世界を中心に

アイスショーならではのスピード感とキラキラで描くのかなと思ったら

めちゃ鬱な導入持ってきたし 死んでるネタバレまでして

亜門さんもコーヒーのCM出ていた頃は商業ベースの作品に振り切っていたような

イメージだったんだけど

最近はご自分の作りたいものを自由に創作されているのかなと

「銀河鉄道の夜」か~大衆向けエンタメ作品の作り方忘れちゃったのかな?とも思った

今回の事の顛末は亜門さんが諸氏からの要望とご自分の作りたいものとすり合わせて

50回目に上がった脚本の内容が「なんじゃこりゃ」と思ったからだったりして

以上脚本等について素人の私が個人の感想レベルで思ったことなんだけど

 

本命はこれかな?とファンの皆さんも杞憂していたのではないでしょうか?

セリフと歌が多くて大変と複数のキャストさんたちからの声が上がってました

スケーターがそれを担っちゃうと動きが止まりがちになってしまうだろう

第一にスケートの疾走感の魅力をみせるのがアイスショーなので両立は難しかったかも?

ゆずの歌でミュージカルっぽく 

銀河鉄道の夜という難しいテーマで意識高い系?なセリフ多めの演劇

新しいものを作ろうと欲張りすぎちゃったのかな?

ワンピースオンアイスのようにセリフは声優、

プリンスアイスワールド、ファンタジーオンアイスのように歌は歌手で

スケーターはスケートでの演技に集中させた方が

アイスショーという表現の場には最適な選択なのかもしれないね

 

色々邪推してしまいましたが

降板のお知らせの日に氷艶の降板ではなく次の仕事のアナウンスをした

というのが答えなんだろう

作品の完成までは一緒に歩むことできずとも最善の策を選んだ結果だと思います

これからも良い作品作りを続けられること期待しております

有難うございました お疲れさまでした

引き継がれた尾上菊之丞さん福士誠治さん始めスタッフキャストの皆さんが

必ずお客さん達を銀河の旅に連れて行ってくれること楽しみにしております

 

50個くらい改定して降板による未完になってしまった宮本亜門演出アイスショー

第4次稿まで推敲して死去に伴い未完で終わってしまった原作宮沢賢治小説

 

ということで